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かぞかぞ。第4話は8月13日。また、かぞかぞの深い深い渦に巻き込まれていく🌀🌀


第3話放送から、2週間お休みだった「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の第4話が、8月13日に放送される。
2週間のお休みの前に、主演の河合優実さんは、xで、「『かぞかぞ』のことを忘れないように、おふとんの中で『かぞかぞ』とつぶやいてから寝てください。私もやります。」とおっしゃっていた。
つぶやいてますよ。忘れるわけないですよ。
とても楽しみにしていますよ。

第3話では、七実が頑張ってアルバイトをして、
ママを沖縄に連れて行った。瀬尾さん初め、アルバイトで関わった人達や、コンビニの店員さん達、宅配の陶山さん、旅行会社のかっこいい店員さん、ママの病院の人達、皆んなが七実を見守って応援している様子が、またとても良かった。

そして、おばあちゃんの大阪での生き生きした素顔も、パワフルなお友達との楽しい時間も、ちゃんと知ることが出来た。自分の人生をこんなふうに謳歌していたおばあちゃんが、娘と孫のためにああして、美味しいご飯を作って家事をして、頑張ってくれているんだなということも決して見逃してはならない現実だからだ。

ガイドの人が「ゆいまーる」と教えてくれた、沖縄での助け合いの温かさも、それぞれの思いを抱いて
3人が佇む夕日のビーチの情景も、心にじわじわ沁みた。
七実が思い出した浜辺でのパパの、ひときわ明るい笑顔が胸に迫る。

あの夜、遠足のお土産の面白いTシャツをパパに喜んでもらいたかった七実。パパが忙しいのを知っていて、中学生なりに、寂しさと共にパパの身体を心配する気持ちも充分あって、だからこそ、お土産を喜んでもらいたかったに違いないのに、あんな言葉を言ってしまった。それで、お別れになってしまった。それをずっと後悔している。

この時の七実である河合優実さんは、無防備なパジャマ姿で、本当にあどけない中学生にしか見えない。そして、具合が悪いせいで、いつになく不機嫌に振る舞ってしまうパパを演じているのは、錦戸亮さん。その苦しさと苛立ちと残念そうな様子がリアルで、また凝視してしまった。「不適切にもほどがある」では、仲睦まじい夫婦を演じた二人が、「かぞかぞ」では、見る人が愛おしくなるような、素敵な父と娘なのだ。

七実は、パパを亡くした寂しさだけではない大きな後悔をずっと胸に抱えている。だから、第2話では、優しい友達マルチに「七実は、相手に父性を求めている」と言われるし、第3話では、瀬尾さんに「お父さんと呼んでもいいですか。」なんて言ってしまう。

家族みんなが、それぞれのパパへの想いがある。
そして、それぞれのママへの想い、七実への想い、草太への想い、おばあちゃんへの想いがある。
パパから一人一人への想いもある。
それは、一つ一つが全然違うものだ。
どの家族でもきっと同じ。
それを全部あからさまにする必要はないけれど、
どれも決して、ないがしろにしてはいけないんだ。

そのあたりもこれから毎週楽しみに見ていきたい。
去年の放送では、ああ、そうだったんだ。という気づきが毎回あり、そこから、奥へ奥へ物語が深まっていった。あれは、このことだったんだ。みたいな発見もすごく面白かった。

私も、今年は去年より一つ歳を重ねたから、去年と違う気持ちになるだろう。去年とは少し世の中の価値観も変わっているから、感じ方も変わるだろう。
去年、泣かなかったところで泣くかもしれないし、わからなかった誰かの何かに気づくかもしれない。そして、それが現実の毎日に繋がっていくんだ。

第4話から、七実は大人の道を歩き出す。ママも新しい道を行く。それとリンクして、たくさんの過去が明らかになっていく。この展開に巻き込まれて、一緒にぐるぐる回りながら、驚いたり泣いたり笑ったりしていきたい。
そう出来ることに、とても感謝している🌻



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