チェリー

大切な思い出があやふやになる前に、記しておきたいと思いました。そんなこともあったんだね…

チェリー

大切な思い出があやふやになる前に、記しておきたいと思いました。そんなこともあったんだねみたいに読んでいただけると幸いです。他にも、気まぐれに、よもやま話に花を咲かせられたらいいなと思っています。🌸

最近の記事

寅子さんで思い出すお母さんの買い物籠🥕

朝ドラの「虎に翼」で、主人公の寅子さんは、勤務先に、仕事用の鞄の他に買い物籠を持って出勤します。私は、その買い物籠をとても懐かしく思って見ています。 わざわざ買い物籠を持って出勤するのは、魚屋さんや八百屋さんで買い物をして帰るためなんですね。 昔の買い物には、買い物籠が必需品でした。 寅子さんと同じ世代なのは、私の祖母ですが、 私が幼い頃は、母も買い物籠を持ってお使いに出かけていました。左腕を直角に曲げて、肘と手の間あたりにすっと提げるスタイルです。 私は、それにとても憧れ

    • 今年のかぞかぞも2億パーセント優しい🍝

      NHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の地上波放送が始まりました。 昨年放送されたBS版よりも、5分短く編集されたとのことでしたが、素敵なところがより濃くなって、45分があっという間のようでもあり、ひとつの映画を見たような充実感もあり、やっぱり素晴らしいドラマです。 私は、第2話の、ひとみさんと看護師さんのシーンがとても印象に残っています。病気で下半身が動かなくなり、リハビリに励む毎日の中で、ひとみさんが看護師さんに、失意の胸の内を吐露します。

      • 「かぞかぞ」と、今年の夏を渡っていく🎐

        久しぶりに座敷に寝転んでいたら、うとうとしてしまったらしい。庭は賑やかだ。ご近所の方が来て、みんなで何かとっても面白い話をしている、 一番喋っているのは父だ。父の話は面白い。 一番笑っているのは母だ。母はとてもよく笑う。 あれ?そうだっけ。 いや、違う違う。これは夢だ。 私は、がばっと飛び起きた。 父は、亡くなったんだった。 だから、ほら、このお仏壇にいる。 お線香をあげなくちゃ。 でも、マッチの火がつかない。 おかしいなぁ。 台所で母が何か作っている。 時折笑っている。

        • ピコピコピコッとピコットさんがやってきたのかな❓🧚🏾‍♂️

          私は、鼻歌をよく歌う。気がつくと歌っている。 洗い物をしながら、洗濯物を干しながら、自転車を漕ぎながら。買い物中にいつの間にか歌っていて、マスクしてて良かった〜と思うこともしばしばだ。 鼻歌は、わざわざそうしているつもりでなくても、たぶんその時の何らかのモヤモヤや、心配事を取り払って、頭の中を🎶🎶🎶でいっぱいにしてくれる。 「大豆田とわ子と三人の元夫」というドラマで、とわ子さんがよく、お風呂で鼻歌でアニソンを歌っていた。ああまた歌ってるなぁみたいな顔を元夫がする場面もなんだ

        寅子さんで思い出すお母さんの買い物籠🥕

          帰ってきた家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった🚗

          私は今、とても楽しみにしているドラマがある。 昨年、NHKBSで放送された「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が、NHK地上波で、7月9日火曜日10時から、再放送になるのだ。 再放送と言っても、地上波ではBSよりも5分短い放送になるので、大九明子監督が自ら再編集をして作り直したものになるそうだ。つまり、「ウルトラマン」と「帰ってきたウルトラマン」が別人であるように、BS版と地上波版は同じではないということで、それもとても楽しみなのだ。 このドラマは、岸田奈

          帰ってきた家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった🚗

          百恵ちゃんと一期一会のタクシー🚖

          私は、一期一会という言葉が好きです。 茶会の心得から、一生に一度限りということ。 一生に一度出会うこと。 人との出会いは大切にしなさいという心構え。 と辞書には書かれています。 好きになったきっかけは、あの百恵ちゃん。 山口百恵さんです。 百恵さんが歌詞を書いた「一恵」という曲の冒頭のセリフにこの「一期一会」という言葉があって、それについてインタビューに答えて彼女が話していたことが印象に残ったからです。 百恵さんは、仕事をする上でたくさんのスタッフがいつも周りで支えてくれて

          百恵ちゃんと一期一会のタクシー🚖

          記憶と涙と知らない未来✨

          最近、出かける度に何かが新しくなっている感じがする。買い物の仕方や電車の乗り方が変わって、新しいビルが建ち、新しい店ができ、便利になるのは嬉しいことだが、覚えることがいっぱいで、頭の中を整理しなければ、とてもついていけない。 私は昔から、「よくそんなこと覚えてるねえ。」と 言われることが多い。好きなアニメの終わりの歌とか、芸能人の誰と誰が同級生だとか。そのくらいのことならまだいいが、あの時あの店に誰それと行ってどんな話をしたとか、会社の誰だれさんはいつもこうしていたとか、公

          記憶と涙と知らない未来✨

          ドラマ「舟を編む」松本先生と鶴亀鶴亀🙏

          先週までNHKで放送されていた「舟を編む」というドラマがとても好きでした。2013年に上映された映画も大好きで、とても良かったのですが、今回のドラマ版は視点も展開も時代背景もそれとは異なり、現代社会にストレートに響くメッセージが詰まっていました。 辞書編集に携わる方々の物語で、一人一人の情熱や人としての戸惑い、周りの人との支え合いなどが丁寧に描かれていました。私は、柴田恭兵さん演じる総指揮者の松本先生の言葉が特に心に残りました。 松本先生は、いつも、言葉を宝だと言います。辞

          ドラマ「舟を編む」松本先生と鶴亀鶴亀🙏

          桜の下に幸せがある幸せ🌸

          いつもより少し遅めの桜前線もぐんぐん北へ北へと上っていって、都内では桜吹雪が舞ってそろそろ葉桜の時季になりました。 今年は、桜の下でお弁当を広げてお花見を楽しむ姿もあちこちで見られて、ああやっぱりこの景色は良いなあと思いました。 私がまだ幼稚園に通うくらいの頃に、家族で広い公園でお花見をしている白黒写真があります。母と祖母は素敵に着物を着て羽織も重ねています。その当時の大人の女性は、特別なお出かけによく着物を着ていました。 弟が、その頃流行っていたファンタの小さいビンをラッ

          桜の下に幸せがある幸せ🌸

          春のダジャレから今だけの花に気づいた日💐

          モクレンの花がとても綺麗に咲いているけど、もうすぐサクラが咲くので、誰も目モクレンようになる、みたいなダジャレを朝のニュースで気象予報士の南さんが言ってくれて、すごく笑ってしまったので、今日は長い散歩に出ました。 ウメが咲いたと思ったら、スイセンやクロッカス、ヒヤシンスが咲いて、気づいたらモクレンが満開で、もう間もなくサクラも咲きます。順番も時期も地域によって違うのでしょうが、そんなふうに次々に、花が咲く季節になりました。 今日は天気も良く、空の青さに色とりどりの花が映えて

          春のダジャレから今だけの花に気づいた日💐

          映画コットンテールを観て🐇

          昨日から公開になっている「コットンテール」を映画館で観ました。パトリック・ディキンソン監督が脚本も書かれた日英合作の作品です。第18回ローマ国際映画祭で、最優秀初長編作品賞を受賞されました。 この映画が撮影されたのは、2021年。コロナ禍真っ只中です。スタッフもキャストも、イギリスや日本で入国のための隔離生活を経験しながら、撮影されたものです。  内容は、リリー・フランキーさん演じる主人公が、木村多江さん演じる妻を亡くし、妻の遺言で遺骨をイギリスの湖に散骨しに行くというもの

          映画コットンテールを観て🐇

          両国国技館❗️復活の第九・未来への第九コンサート🎶

          以前、練習の様子を記事にさせていただいた、両国国技館5000人の第九コンサートが、昨日無事に開催されました。新型コロナウイルス感染拡大によって開催直前に延期になり、5年ぶりの開催でした。 第37回国技館5000人の第九コンサートは、復活の第九・未来への第九というテーマでした。 国技館の客席の半分がお客様、半分が合唱団というスタイルで、合唱団は、被災された石川県も含め、北海道から沖縄までの全国から、そしてドイツなどの海外からの参加者もいらっしゃいました。 私は、初めてマス席

          両国国技館❗️復活の第九・未来への第九コンサート🎶

          春を見つけること、届けること、喜ぶこと🌱

          そろそろ、スーパーの野菜売り場にも、フキノトウやタラの芽などが並ぶ頃ですね。 先日、朝のニュースで、フキノトウなどが出荷される様子を伝えていました。その中で、出荷する農家の方がとても素敵なことをおっしゃっていました。「毎日、春が来ないかなと思いながら出荷していて、自分にも春を届けている。」何気なく出た言葉のようでしたが、だからこそ、とっても心に残りました。 店先で、フキノトウを見つけて嬉しくなるのは、こういう方々が、心を込めて作って、送り出してくださっているからなんだと、納得

          春を見つけること、届けること、喜ぶこと🌱

          早春賦とクロッカスと子鬼めら❤️💛💙

          もうすぐ立春。この時季になると「早春賦」の歌を歌いたくなります。「春は名のみの風の寒さや〜」で始まる唱歌です。春とは言っても風が寒くてウグイスも歌おうと思うがまだ声も立てずにいる。春と聞いてしまったからには胸が急かされるこの頃‥。 寒い地域で春を待つ想いがじんわり伝わる歌です。 この歌は、長野県大町市や安曇野市の一帯の早春の情景を歌ったもので、安曇野市にある吉丸一昌氏の歌碑を見に行ったことがあります。白く美しい山々に囲まれて、しんと静まり返った安曇野の早春の景色が、瞼の裏に

          早春賦とクロッカスと子鬼めら❤️💛💙

          アイドルに躍る心💓

          紅白歌合戦からもう一週間が経ちますが、私は、YOASOBIの歌った「アイドル」の場面の録画を何回も見ています。 普段、紅白歌合戦の録画はしないのですが、今回は大好きな伊藤蘭さんの歌唱を留めておきたくて録画しました。蘭ちゃんはとっても素敵でした。親衛隊の皆様も素晴らしかった。ずっと素敵でいること、ずっとみんなの心を躍らせることは、並大抵の努力で出来ることではないと思います。全キャンディーズファンのために、本当に頑張ってくれているんだなと思うと、嬉しくて嬉しくて親衛隊の方々と一

          アイドルに躍る心💓

          透き通った師走の空に❄️

          師走の空という言葉がなんだか好きで、12月になると師走の空だねえと思う。私が最初に感じた「師走の空」は、今から30年以上前の葛飾区の空だ。 その頃、営業の仕事をしていた私は、葛飾区のお客様に会社のカレンダーを届けた帰りだった。どんなお客様だったのかも、葛飾区の何処だったのかも、全く覚えていない。でも、それは「葛飾区」で、それは「師走」だった。そして、「師走の空はなんて綺麗なんだろう」と感嘆したのだった。冷たく青く、パキッとしてて、どこまでも透き通っていて、清々しいなあと思っ

          透き通った師走の空に❄️