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映画『ブルーピリオド』で思い出したこと

来月の9日(金)に公開される
『ブルーピリオド』を観て来ました。

「マンガ大賞2020」を受賞した
山口つばささんによる
人気漫画を実写映画化した作品です。

実は私も高校生まで油をやっていて
絵を描くことは大好きなので
とても興味深く拝見しました。

ストーリー展開


高校生の矢口八虎は成績優秀で
周囲からの人望も厚く人気者ですが、
空気を読んで生きるという毎日に
どこか物足りなさを感じて
高校生活を送っていました。

あるとき、苦手な美術の授業で
「私の好きな風景」という
課題を出された彼は、
悩んだ末に、
一番好きな「明け方の青い渋谷」を
描いたのです。

それをきっかけに八虎は
本当の自分を見つけることが
出来たのでした。

そして美術に真剣に向き合い、
倍率200倍という
国内最難関という東京藝術大学への
受験を決めたのでした…

©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会


思い出したこと…

4浪しても藝大に受からなかった先輩…
いま何をされているのか?
現役で、藝大に受かった後輩
卒業後、某有名代理店の
デザイン部に就職
他の美大を出てのち
美術の先生になった同級生
そして、今年の春3月に急逝した親友。

そいつは小学校の頃からの親友で、
ふたりしてよく漫画を描いては
見せあってました。
(かつての藤子不二雄さんみたいな関係)

その彼が、春4月、東京て桜が散り始めた頃
心不全で突如として
旅立ったのです。

そいつが通っていた武蔵野美術大学
通称 武蔵美(むさび)も
映画に登場するので、
余計に沁みました。

映画は、自分の心の中に
投影されたとき
様々な経験や出来事を
思い出させることがありますが、
今回は、あいつに呼ばれた気がします。

来月、8月にはあいつのいない
はじめての同窓会が開催されます。

『ブルーピリオド』の公開は、8月9日(金)



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