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ブルームーン 狼蒼く染まる夜

 昨日2023年8月31日は、スーパーブルームンでした。1年で一番大きく見える満月スーパームン&同月の2回目の満月ブルームーンのダブル現象で「スーパーブルームーン」なのだそう。

 満月と言えば狼男。ブルームーンの狼男は毛が蒼々としていそうです。昨今話題のTVドラマ『VIVANT』の舞台と人気チャラであるチンギスが相まって、「蒼き狼」チンギス・ハーンを思い浮かべます。
スーパームーンだと狼男も巨大化しそうです。狼版スーパーサイヤ人というか、北欧神話の巨大狼フェンリルといか、そんなものを連想してしまいます。

 「狼」は冬の季語なので、季節外れもいいところですが、次のブルームーンは2025年の12月というからちょうど冬ではありますが、随分と先でBBAは生きてるかしら? ちょっと思ってしまいこのタイミングで無理に出しちまいました。生きているにしろ、忘れちゃってるって可能性は、巨大です。スーパー大です。スーパームンだけに。

 それに「蒼」という漢字には『老いた』という意味もあるそうな。8月最後の日がブルームーンとは、老いていく夏のイメージが浮かんだというのもあります。残暑なんて言葉が生ぬるく思える暑さがまだまだ続くようですが、それでも秋を挟んで確実に狼の季節――冬にじわじわと季節は進んで行っているはずですしね。知らず知らず、人も季節も蒼くおいて行くわけですな。

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