見出し画像

時間を買おう。

今朝、受験生の娘の最後の説明会に赴いた学校で、
早々と受付を済ませ、
皆は学校見学の時間だったがもう3度目の学校訪問となった私たちは、
開始時間までの1時間、学校横のスタバに行くことに。

9時AM。
ガラス張りの店舗の中を反対側の歩道から眺めながら歩き、混んでいそうな2階席には行かず、1階席でコーヒーを飲もうと決めていた。
1階席は私たち親子と、中年の男性のみ。
店員さん達の活気がありながらも店舗の雰囲気を気遣う丁寧な声、
コーヒーの香り。
そして、もちろんおいしくて温かいコーヒー。
束の間の休息時間となった。

お店を出る前にトイレを済ませておこうと階段を登ると、1階とは違い全席満員。
ずらりと並ぶおひとり様たち。
誰かはコーヒー片手に椅子に深く腰をかけて本を開き、
誰かは前のめりでパソコンに向き合い、
そして誰かは頬杖をつきながら携帯電話の画面を眺めていた。
もしかして、勉強に勤しむ学生もいたかもしれない。
とにかくおひとり様しかいなかった。
その空間に誰の耳にも止まらない程度の心地よい音量のバックミュージックが流れていた。


何だこの素敵で優雅な朝時間は!!!!!!
しかもみんな1人の時間を楽しんでるってのがいい!!



あぁ、世の中の人の土曜の朝ってこんなに優雅なのか。
と、瞬時に自分と比べてしまう。
私も優雅においしいコーヒー片手に本を飲みたいなぁーー
しかも土日に。
何ならそれが羨ましいポイント。
私は土日が忙しいのです。

しかしなぜか羨ましいと同時に、心がすごく豊かになった。
だって、その時間を買う事は容易だから。


朝の時間さえ見つければ誰にでも手に入る手軽で優雅な時間。
(土日が休みではないから平日になるけれど。
となると、全席満員のおひとり様とはご一緒できないけれど。朝がドタバタな私にとっては圧巻の風景だったから、優雅な朝活民とそれをご一緒したかった笑)

近々買ってみようかなー。
優雅な朝のおひとり様時間。
その時は、デジタルデトックスで徹底的に1人だけの時間を楽しみたいな…
という長い呟き。
1人の時間を楽しむ人たちの空間、
本当に素敵だったから。

と言う事で、私は今から仕事です。

みなさま良き日を。
かしこ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?