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1/fゆらぎ

僕はまだ夢の続きを見ているようだ。
電車の警笛に押されたカラダ。
それに揺られ外を眺める。
工場、アパート、公園。
勝手にどんな会話をしてるか想像する。

あそこの公園、毎日16時、男の子が1人で遊んでいる。
どんな生活を送っているのだろうか。
学校は楽しいのだろうか。
兄弟はいるのか。
噛んだ爪を見ながらため息をつく。
あぁ自分はどう見られているのかと、
空を仰ぐ。

そっちに行きたいなぁなんて考えてさ。
意味わかんないタイミングで涙が溢れる。
誰かに助けを求めても、聴こえないふりをされた。
どっか違う世界にワープしないかなぁって
妄想だけが先をゆく。

頑張ってきたつもりなのに、ダメな自分が醜い。
いつも誰かに責められてると思ってた、
けど、自分が自分を責めていただけだった。
誰かに認めてもらいたかったから。
生きてるだけで、えらいんだよって
言われたかった。

だから、お願い。

貴方は頑張りすぎないで。

そして、精一杯今日(命)を繋いでください。

またね。

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