@53 やっぱり ぼく わかんない 

「考えても ぼくには ここまでしか 答えはわかりません」
この言葉の素晴らしさを ぼくは知ったし これから出会う人たちに
伝えたいって またひとつ 気持ちが高まりました


昨日は病院
「え,4月から復職するんですか?!」
「上司から受けた評価の件は,納得がいったのですか!?」

めずらしく質問を重ねる病院の先生
「プログラムを作っていただいたので,段階的に少しずつ復職していきます」
「評価の件は,ぼくが引き起こしたことなので,これからは自分と相談して,繰り返さないようにします」
と僕は答えました
「段階的に,無理せずやっていきましょう.書類は必要ですか?」
「それはぼくにはわかりません.上司の仕事だと思います」
「そうですよね.必要かもしれませんから,書式などあれば早めにくださいね」

という形で,一応復職OKが出ました.

そのあとは相談員の先生に報告
「え,病休中にプログラムをするのではないのですか」
「それも考えたのですが,昨日学校に行った感じだと,3月に職場に行くことは抵抗があります」
「そうなんですね.私はてっきり,休みの期間を利用して職場で慣らしていくものだと思っていました」
「あ,そういうことだったのですね」

という感じで,ぼくは,まだ知らないことがたくさんありました.
「ぼく,これ以上はよくわかりません.上司はきっとぼくのことを考えた人事をしてくださると思うので,よく話し合っていきます.ぼくはすぐ決めがちなので,こうやって,いろんな方の話を聞いて,答えをすぐ出さないようにしていきます」

「客観的に自分を見られる方ですね」
相談員の方が言ってくださった言葉は,多分ぼくの強み.それを信じてこなかった,ぼくのくせが今回を引き起こしたと思います.

「これ以上考えても 煮詰まってきているので ひとまず上司の話を聞きます.復職プログラムは,実際,やってみなきゃわかりません.初めてなので」

あいまいでいいのです.だってわからないのだから

人の意見に流されてもいいのです
決断を,そこでしなければ.

だって
わからないから