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公営住宅の遺品部屋って?

公営住宅で遺品の放置部屋が2000件?!


高齢者でも住みやすい公営住宅、そこで一人暮らしの方が亡くなった場合、その方の相続人が、遺品の処理をすることとなっています。
だけど、もし相続する方が見つからない状態だと、市や区が遺品の処理をすることができないのだそうです。

住居者が亡くなると、まず役所は相続人を探します。
そして相続人の方に、遺品の処理を委ねます。相続人の人が、万が一相続を放棄した場合は、役所が代わって遺品処理をすることになります。
ただそれまでは、部屋はそのままにしておかないといけないのが現在の法律。

そんなわけで住民が亡くなって、誰もいなくなった部屋がそのままになっているケースが増えているんだとか。

その一方、コロナ禍で収入が減り、物価の高騰で生活が苦しくなって、比較的家賃が抑えられる、公営住宅への入居を望む人たちが住めないでいる。

何ておかしな状況なのでしょう。

じゃあどうすれば良いのでしょう?
1人暮らしの方の場合は、相続人の名前を明示しておくシステムがあると良いのでしょうね。
きっと現在もあるのかもしれませんが、正確でなかったり記入漏れがあったりするのかも。

私も一人暮らしの高齢者。
幸いなことに、子供たちがすぐそばに住んでいるから良いものの、万が一の場合に備えることのリストにあげておかなくてはいけないですね。

「就活」ならぬ「終活」という言葉は、あまり好きではないですが
周りに迷惑をかけないことのひとつなのでしょうね。


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