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学習性無力感に陥ったらおしまい!?

「Andyの学びマガジン2024」第3弾。
本日のテーマは、『学習性無力感に陥ったらおしまい!?』です。

「Andyの学びマガジン」では、Andyコーチが日々情報収集する中で見つけた記事やレポート・論文を補足知識や考えとともに2週間に1回ご共有します。

本記事はメンバーシップ「Salon de Andy for Managers」メンバーの特典記事です。
前半はどなた様も無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください!
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学習性無力感って知ってる?

「この状態嫌だけど、もう仕方ないよね・・・」
と思うことありませんか?

もしかするとその状況、学習性無力感かもしれません。

学習性無力感は、心理学者のセリグマンが提唱した理論で、「回避不可能なストレス状態に置かれると、抵抗することさえしなくなるという現象」を言います。

犬の実験が有名です。簡単に実験の内容をまとめます。

グループAの犬
〈1回目〉
電気ショックを与える / パネルを押すと電気ショックが止まる仕組み
→パネルを押して電気ショックを止める
〈2回目〉
電気ショックを与える / 低めの壁を飛び越えると電気ショックを回避できる
→壁を飛び越えて電気ショックを回避する

グループBの犬
〈1回目〉
電気ショックを与える / パネルを押しても電気ショックは止まらない仕組み
→パネルを押しても電気ショックが止まらず、電気ショックを受け続ける
〈2回目〉
電気ショックを与える / 低めの壁を飛び越えると電気ショックを回避できる
→壁を飛び越えず電気ショックに耐える

グループBの犬は2回目ストレスを回避できるのに回避せずに耐えるようになる。
学習性無力感に陥っている。
これって考えてみたら恐ろしいことですよね。
※この犬の実験、記事の最後に実験の続きを共有するのでぜひご覧ください。

でも、この学習性無力感、生活の至るところで陥っているのを見かけます。
自分自身に対して、家庭に関して、仕事に関して、組織に関して
あなたは大丈夫ですか?

ストレスを回避するチャンスがあるのに耐えてしまっている。
この状況はぜひとも克服していきたいですよね。

あなたの組織が学習性無力感に陥ったら起こること

マネジャーの立場からすると、メンバーにはモチベーション高く、パフォーマンスを上げてほしいですよね。
その阻害する要因に学習性無力感はなりそうですよね。

学習性無力感が職場に与える影響を調べてみました。

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