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【アイディア#1】本当に欲しいもの? 買い物リストゲーム(続編)

 ご家庭でお子さんと試していただきたい、ちょっとしたフィナンシェ(金融家)なアイディアをご紹介します。今回は2年前にご紹介した未就学児向けアイディア「買い物リストゲーム」の振り返りです。

 初めてフィナンシェの会としてnoteに載せたアイディアが、買い物リストゲームでした。買い物に行くと楽しい。けれど、目の前に魅力的なモノが売っていると、すぐ買いたくなってしまう。そこで親子で「買いたい」「買いません」のけんかに…、ということを楽しく解決しよう、という趣旨です。 

■ 本当に必要なモノを考える練習

 方法は上のリンクをご覧いただかなくても想像できてしまうと思います。買い物リストを作る一番の狙いは、「余計なものを買わない」こと。リストを作ることで、「本当に今欲しい/必要なモノなのか?」「欲しいけれど、一過性ではないか? 長く使えるのか?」をじっくり考えることができます。

 今や大量消費の時代。サーキュラーエコノミーが増えているものの、買ったものをあまり使わず無駄に捨ててしまった経験、ありませんか? オンラインショッピングが増える今、その傾向が強くなっているような気がしています。 サステナビリティという観点からも、幼いころから本当に必要なモノを考える練習はとても大事だと、私は考えています。

■ 文字が書ければ買い物リストを作れる

 この買い物リストの方法を伝えていたのは、4歳ごろだったかと。お店に行くと「あれも欲しい」「これも欲しい」という感情はやはり出てくるのですが、リストを持っていると「必要なのはこれ」と少なからず意識できていそう、と何となく感じています。

 普段は、リストを一緒に書いているのですが、小学校の休み時間中(?)に買い物リストを作ったようで、先日見せてくれました。

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(↑ ちなみに「に」と書いてあるように見えますが、実は「1こ」と書いてあります。)

 このような形で、ゲーム感覚で初めて、徐々に買い物リストを作るのを習慣化してみてはいかがでしょうか。

 フィナンシェの会では、「お金がどこからきて、どこへ行くのか」という流れを意識した金融教育を目指しています。他にも、日常生活で子どもとお金のことを学べるさまざまなアイディアをご紹介しています。宜しければ他のアイディアもぜひご覧ください♪


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