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NFTクリエイターが語るNFTの魅力と将来性

* NFTとは *
NFT(Non-Fungible Token)とは、「代替不可能なトークン」という意味をもつ言葉です。ブロックチェーン技術により、情報や移動の記録が全て残るため、不正改変が非常に難しいことが特徴です。

こんにちは、フィナンシェ編集部です。

突然ですが皆さんは、NFTに対してどのような印象を持っていますか?

「すごく面白くて、既にNFTを楽しんでいる」
「NFTを買ってみたくて、情報収集をしている」
「気になってはいるけど、まだ足を踏み入れていない」
「魅力が分からないし、怪しく感じる」
「暗号資産に詳しい人が楽しむもの?」

など...いろいろな方がいらっしゃると思います。

そんなNFT、実は様々なシーンで利用拡大が進んでおり、意外と身近な存在になっています。

今回はNFTの楽しみ方や魅力・将来性について、NFTアートのクリエイターとしても活動している弊社のメンバーに聞いてみました!
(弊社のトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」内のプロジェクトにおいても、NFTの企画・販売を行っているので、その話も少し紹介してもらいます✨)

▼「FiNANCiE」についての説明はこちら(Wantedlyの記事に飛びます)


◆ インタビュイー PROFILE ◆
エンタメGrp 加藤 大揮

静岡県三島市出身。2022年7月にフィナンシェにジョイン。
FiNANCiEでクラウドファンディングやNFTプロジェクトを実施するエンタメ分野のオーナー(プロジェクト実行者)に対する、企画の提案やプロジェクト開始前後のサポートなどを担当。自身で「THE SPACE BRAND」というNFTアートの販売をしている。

NFTのキーワードは「共感・応援」と「コミュニティ」


− まず初めに、NFTに興味を持ったきっかけは何ですか?

友人から「これからは現物ではないものに価値が出てくる」という話を聞いたことがきっかけです。

現物ではないもの=NFTについて調べていくうちに、とても高い価値が付いているものもあると知って興味が湧きました。

NFTを購入して手にした時の高揚感も特別で、没頭するようになりました。

そして、以前から絵を描くことが好きだったので「作る側になりたい」と思い、クリエイターとしての活動も始めました。

売れるかどうかというよりも、生きた証とも言える自分の作品を、形にして残したい気持ちが大きかったですね。


− 加藤さんが考える、NFTの魅力について教えてください

人それぞれ楽しみ方は違うと思いますが、「コミュニティがある」というのは魅力の一つだと思います。

私の場合は、自分が共感し応援するだけではなく、そのNFTのコミュニティに参加して一緒に楽しみたいから買う、というケースが多いです。

例えば「このNFTプロジェクトをやっているAさんの思想に共感した」「Aさんのパッションや発信力が素晴らしく、尊敬する」などの思いが、NFTを買う動機となっています。

コミュニティは、年齢や性別に関わらず世界観に共鳴した人が集まるので、同じ趣味嗜好を持つ人と繋がりができる楽しい場所です。

つまりNFTというのは、アートを購入するだけではなく、コミュニティを楽しむということでもあります。


プロジェクトを支えるのは、コミュニティの温かさ


− NFTを持つことや、コミュニティに参加することの楽しさは、どのようなところにありますか?

新しい体験や経験が得られるところです。

まず、自分だけのNFTを持つということ自体にオシャレ感があり、それをSNSのアイコンにしたり、コミュニティで同じNFTを持つ人と会話するなどの楽しみ方があります。

あとは、プロジェクトの活動に参加できるという楽しさもあります。

例えば、私は「新星ギャルバース」という日本発のプロジェクトを長く応援しています。

このプロジェクトは、NFTコミュニティ主導でアニメを製作するという目標に向かって進んでいて、NFT保有者はプロジェクトの支援者となり、計画を話し合ったり、方向性を決めるための投票に参加するなど、アニメを制作する過程に携わることができます。

NFTを持つことで、これまでのWeb2.0時代には無かった新しい楽しさがあると感じます。

− NFTにおけるコミュニティの重要性についてはどのように考えますか?

プロジェクト運営の目線だと、やはりコミュニティがあってこそプロジェクトは強くなります。

共感してくれる人が多いほどNFTを買ってくれる人が増えるし、そのコミュニティがどれだけ温かいかで、プロジェクトの継続性が決まります。

もしコミュニティのメンバーが全員投機目的だったとしたら、プロジェクトがつまずいた時に早々に離脱する可能性が高いですが、そこに「共感」や「愛」があれば、困難な時にも協力し支えてくれるパワーとなります。

つまり、コミュニティに厚さと広さがあることが重要です。

− トークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」におけるNFTの役割や、他のNFTプロジェクトと比較した特徴・強みを教えてください

FiNANCiEは「コミュニティを構築できる範囲が広い」「リテラシーに関わらず楽しめる」「NFTを手段にできる」などが強みだと思います。

一般的なプロジェクトはNFT主体(NFTの販売・保有)で作られているものが多いですが、FiNANCiE内のプロジェクトは、叶えたい夢や目標が明確にあって、それを実現するためにトークンの発行・販売を行い、コミュニティを形成し、一つの手段としてNFTを活用しています。

プロジェクトの夢や目標に共感し、「トークン購入」という入り口から入る人もいれば、「NFT購入」から入る人もいるので、コミュニティを広く構築できます。

コミュニティでは、「トークンは持っているけどNFTはまだよく分からない」という人や「NFTは詳しいけどトークンは初めて」という人たちが双方向に教えあったりします。

リテラシーに関わらず“プロジェクトの夢や目標に共感”ベースで人が集まってくるので、どの文脈で入ってきても楽しむことができるのはFiNANCiEならではだと思います。

先ほどお話したように、コミュニティの厚さや広さ、温かさでプロジェクトの成長性や継続性が決まるので、それが構築しやすい仕組みになっていると思います。

NFTという仕組みが日常に溶け込み、体験や経験を進化させる


− NFTにどのような将来性を感じますか?

伸びしろは間違いなくあると思っています。

例えば、NIKEやadidas、LINE、ソフトバンクなど、大手企業もすでにNFTを事業に取り入れています。

スターバックスもNFTを活用したプロジェクトを展開しています。

アメリカのスターバックスでは、ゲームやクイズなどにチャレンジすることで、デジタルスタンプNFTを無料で獲得できるというプログラムがあります。

デジタルスタンプNFTを集めると、そのスタンプのレア度に応じたStarが貯まり、Starに応じた特典(限定イベントへの招待、限定商品へのアクセス権など)が得られるというものです。

このプロジェクトは、スタバのコーヒーをメインとした体験の入り口としてNFTが活用されているだけで、誰でも気軽に参加できるようになっています。

日本においては、新潟県の山古志村(2005年に長岡市に編入合併し、現在の長岡市山古志地域となっています)がNFTで住民票を発行するなどの事例があります。

このように、NFTは既に身近な存在になってきていて、今後もNFTという仕組みを使って、世の中にあるものが変わっていくのではないかと思います。

NFTは「売れるか売れないか」というよりも、「応援したいかどうか」や「体験・経験」であり、これからさらに伸びる、将来性のある市場だと考えています。



これまでNFTは「単なる投機の対象」という印象が強かったかと思いますが(もちろん投機の対象でもあります)、コミュニティで気が合う仲間と楽しんだり、NFTによって日常の中に新しい体験や価値が生まれたり、“本質的なNFTの価値”が徐々に顕在化してきているのではないでしょうか。

まだまだ日本のNFT市場は小さいですが、今後様々なユースケースが開拓されていくと思います。

今後の動向に注目ですね👀


FiNANCiEも、NFT×スポーツ、エンタメ、地方創生など、新しい可能性を追求しているところです!

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