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生産性分析3 【勉強用】


資本生産性

意義

投下資本に対する付加価値の割合。
言い換えると、投下した資本が、いかほど付加価値を生み出したのか。

算式

$$
資本生産性【%】=\frac{付加価値}{資本 【期中平均値】}×100
$$

➡ 分母の「資本」とは、実は2つありうるとされます。

  1.  固定資産

  2.  建設仮勘定を除いた有形固定資産


🔵区分ツリー

➡ 上の分母による区分は、下記の生産性分析の指標に表れます。

  1.  付加価値対固定資産比率

  2.  設備投資効率


付加価値対固定資産比率

意義

固定資産に対する付加価値の割合。

➡ 固定資産が、どれだけ付加価値を生み出したのかを指し示すとされます。

算式

$$
付加価値対固定資産比率【%】=\frac{付加価値}{固定資産 【期中平均値】}×100
$$


設備投資効率

意義

有形固定資産に対する付加価値の割合。

➡ 有形固定資産が、どれだけの付加価値を生み出したのか。

暴言:
 いつものパターンなら、有形固定資産付加価値率とか言っとけばいいじゃないですか?なぜ名前で煙幕を張るのだろう😅

算式

$$
設備投資効率【%】=\frac{付加価値}{〔建設仮勘定を除いた〕有形固定資産 【期中平均値】}
$$

➡建設仮勘定はいわゆる未稼働資産の代表例なので、価値を生み出す稼働のない資産が他にもあれば、控除する必要があるとされます。


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