【映画レビュー】シリーズ最高傑作誕生。「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」を公開初日に観てきた。
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズとは、モキュメンタリー形式で描かれる邦画ホラーシリーズである。
怪異を物理で攻撃するタイプのホラーです。
河童に反撃する為に工藤ディレクターが迎え撃ってたりしてます。
監督、脚本、撮影、出演に白石晃士、有名な作品で言えば「オカルト」や「貞子vs伽椰子」などで多くの映画ファンに知られている。
ちなみにコワすぎシリーズは今まで全9作まで作られており、2023年9月8日に8年ぶりの続編として"ワールド"と化かした最新作が待望の全国公開された。
感想を言うと、「いやもう滅茶苦茶楽しかった」これに尽きる。
Filmarksで思わず☆4.2を付けてしまうくらい凄く面白かった。
今までシリーズ4作目の花子さんが一番面白かったが、本作は花子さんを越える傑作になった。
工藤ディレクターは工藤プロデューサーへ、
市川アシスタントは市川ディレクターへ、
田代カメラマンはそのまんま。
"Tiktok"や"バズる"や、"コロナ禍"の時代の新鮮な空気の中でコイツらは全く変わっていなかった。
市川ディレクターが格闘術を手に入れて工藤プロデューサーのパワハラに対抗してて笑いました。
んで、でました、金属バット、はい。物理攻撃で除霊する気満々です。
でもコックリさんの狐の尻尾は出てこなかった.....。
7作目の後に時系列が改変されたので、本作はコックリさん、蛇女からの時系列のお話だと思います。
とにかく凄いです。ちゃんと笑えますしちゃんと感動します。
特に無印版の花子さん回は緊迫感がエグいです。「ここからワンカットでお送りします」で不穏な予感。
そしてこの"ワールド"でもとんでもない驚きや発見、新たな物語が幕を開けて我々ヲタクの心を呼び覚まします。
あまりここではネタバレになるので深く言えませんが、繰り返されるループ現象、赤い女の正体、本当の黒幕、観客とキャラクターが一体となったり、最終決戦の激アツ展開に圧巻されました。
まだ過去作がAmazon primeで見放題配信されているので、気になる方がいたら是非。
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」
池袋シネマ・ロサ、その他の劇場で公開されてます。
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