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人は脳のどこで映画を楽しんでいるのか?

タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。

実はわたし、脳科学にも凝ってます。
今日は脳と映画の関係について話したいと思います。

みなさん、人は脳のどこで映画を楽しんでいるかご存じでしょうか?

人間の脳は大きく分けると類人猿の時代から持っている古代脳と、それを取り巻く新しい大脳新皮質に分けられます。

映画の情報の映像や音のインプット端末である視覚、聴覚は主に大脳新皮質が関わっています(最近は4Dなどでは触覚や嗅覚もありますね)。

では、そのインプットされた情報を解析して、映画の醍醐味である恐怖や感動などの情動を脳はどこで味わっているのでしょう?

映画は人類の歴史からすれば比較的新しい娯楽ですから、さぞかし新大脳皮質を使って楽しんでいると思うかもしれません。ところが、実は情動の本質は古代脳の一部である『腹側被蓋野』と「扁桃体」という所が大きな役割を果たしています。

『腹側被蓋野』は快感(喜び、感動)を司る部分で、これが活性化すると脳内麻薬のドーパミンが放出されます。

いっぽう恐怖は『偏桃体』が関わっており、ここが活性化するとアドレナリンなどが放出され、心拍数や血圧の上昇などが起こり体が脅威への臨戦態勢に入るように出来ています。

そしてすべての記憶はいったん海馬に保存され、気に入った作品は長期記憶として大脳皮質に保存されます。

これらは最も単純な説明で、そこにさらに遺伝的な要因、個人的な体験や記憶など人それぞれの事情が複雑に絡み、好きな映画や度合いも人それぞれ分かれてくるみたいです。詳しく話し始めたら本一冊書けてしまう世界なのでこの辺にしときます。

でもこんな難しい事を知らなくても面白い映画はおもしろい、つまらない映画はつまらない、それだけです。これからも私たちの脳は面白い映画を求めて映画の迷宮を彷徨うのです。

りゅうさんでした。
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