見出し画像

【戦争を知らない世代に素晴らしい反戦映画】は作れるのか? その5

タイムトラベル映画大好きりゅうさんです。

これまで戦争を知らない世代に【素晴らしい反戦映画が作れるのか】についてデータも交えながら考察してきました。

最初のブログで今は「監督も戦争を知らない世代、観る人も戦争を知らない世代」と書きましたが、反戦意識が高い戦前生まれの監督が頑張って作品を作り続けている可能性も否定できないので、本当にそうなのか調べてみました。

下の図には日本の戦後10年ごとに監督の誕生年が戦前か戦後かを整理した棒グラフです。
1980年代までは戦前生まれの監督ばかりですが、やはり年代が進むにつれて戦後生まれの監督の割合が増加して、2020年代はまだ終わっていませんが今のところ皆戦後生まればかりのようです。

さらに監督誕生年と戦争作品のFilmarks評価平均点を整理してみました。
相関係数はマイナスですので統計的には徐々にレベルが下がっている傾向は出ているような気がします。

ただ前のブログで述べたように1960年以降生まれの監督はドキュメンタリーやアニメなどまた別のアプローチで良い作品を出し始めているとも見えます。

芸術は個人的な実力の差が大きな世界なので、同じ年生まれの監督が同じレベルの戦争作品を作るわけでもなく、同じ監督でも作品により当たりはずれはあるのは承知ですが、あくまで平均点でみると残念ながら戦後徐々に戦争映画の実力は落ちてきているのはあるようです。


りゅうさんでした。
フォロー、いいね、励みになるので宜しくお願いします。


新たに投資に関するNote ブログを始めました。


ハンドル名は【シニア投資家りゅうさん】です。
りゅうさんがこれまで蓄積してきた富裕層になるための投資に関する有益な情報をお届けする予定ですので、映画ブログと合わせて、フォローも宜しくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?