電影大厦(Film Mansion)

映画好きです。映画の感想とか、自分で書いた脚本とか載せます。コメントとかあると嬉しいで…

電影大厦(Film Mansion)

映画好きです。映画の感想とか、自分で書いた脚本とか載せます。コメントとかあると嬉しいです。

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最近の記事

【短編小説】ただのファン

アイドル系ユーチューバー「桜井蒼の5分で簡単ストレッチでした〜!」 小さな頃からアイドルになるのが夢でした。それが、表舞台でなくても。 今は地下で活動しています。日の目を見ることは少ないです。。 ギリギリ、時代に救われて、ユーチューバーとして活動しています。 彼氏「桜井蒼ちゃんの寝起きドッキリです。(小声)」 彼氏「えーと、これが蒼ちゃんの鍵です。ふふふふぅ。(小声)」 ガチャ。 彼氏「真っ暗です。(小声)」 彼氏「これは!蒼ちゃんのパンティーです。クク。(小声)」 彼氏

    • 【短編小説】脳ミソ筋にクン

      はじめは自分に自信をつけたかっただけだったのに。 社内 上司「これやっといてね。」 僕「あの、今、自分別のことやっていて。」 上司「ん?」 僕「いや、何もないです。。」 自信がない。自分に自信が持てない。昔からこうだ。世の中の全てのモノが怖く感じる。 上司「〜〜、あのガリガリがさー。いちいちカンに触るっていうか。」 先輩「マジすかー。」 世の中はクソで溢れている。しかし、そんなクソな世の中で頭の中でしか抵抗ができない自分。 そんな自分含めてクソだ。 僕(クソクソクソ。

      • 【短編小説】価値のない人質

        犯人「手を上げろ!コイツを撃つぞ!」 警察官「やめろ!クソ、姑息な真似を!」 警察官は銃構えている。 犯人「おっと、一歩でも近づいたらコイツを撃つぞ!」 人質「ひ〜、助けてくれ!」 警察官は犯人に銃口向けているが、視線は犯人に向けられてる。 出来れば、撃ってくれないかな〜、ソイツ(人質)。 回想 署内 押収品室 警察官「コイツを売り捌けば。」 警察官は手に持った白い粉を見て呟く。 ガチャ! 人質「あっ!」 警察官「えっ?!」 回想終わり 犯人「車を用意しろ!」 人質「うわ

        • 【短編小説】検索ワード:2pac 殺害 犯人

          ラッパーになりたい。偉大なラッパーになりたい。俺のリリックをみんなに聞いてほしい。俺のリリックで世界を変えたい。世界を変えられると思っていた。 ノートを前にして、気づいた。俺にはみんなに言いたいことがなかった。ラッパーのように、社会に不満はないし、虐げられたような経験もなかった。自分には何もなかった。 いつもの何もない生活に戻る。YouTubeを垂れ流しにして、大切な時間を浪費する。しばらく、まとまらない頭でYouTubeを見ていると、ある広告が流れてきた。 「偉大なラッパー

        【短編小説】ただのファン

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        • 脚本/小説
          19本
        • 日記
          36本
        • レビュー
          1本

        記事

          【超短編小説】壁に耳あり、障子に目あり。

          クローゼットの中には、幽霊がいるって、母親に教えられて育った。その教えがあり、クローゼットのある部屋を借りることができない。誰かに見られている感覚になるからだ。 一人暮らし。一人になることができる。自分の時間ができる。実家にいる時、ずっと夢見てきた。今日はのんびりコーヒーを淹れている。 <回想> 「お姉ちゃん何やってるの?」弟が私に聞く。弟と言っても、3人いる弟の中の一人だ。 「うるさい。あっち行ってな。」私が答える。ここにはプライベートというものがない。何をやっていても誰

          【超短編小説】壁に耳あり、障子に目あり。

          【超短編小説】ソふんトクリーム

          暑い夏には、ソフトクリームだ。汗だくになりながら、コンビニに入店する。コンビニの入り口付近に鳥のフンが落ちている。少し嫌な気持ちになり、コンビニに入る。このコンビニのソフトクリームはうまい。素早くレジに並びソフトクリームを買う。コンビニのエゲツない冷房に当たりながら、ソフトクリームが出来上がるのを待つ。エアコンの冷たい風が、汗ばんだtシャツをひんやり冷やす。 出来上がったソフトクリームを貰い、店内で食べようと考えるが、満席。仕方なくコンビニの前で食べる。刺すような暑さに眩む。

          【超短編小説】ソふんトクリーム

          夏、夜(20240727)

          「暑いねぇ。」彼女は言う。時刻は21時前。雑居ビルのエレベーターを降りる。夏。暑さと湿気のブレンド。肌にまとわり付く。夜でも茹だるように暑い。 「やっぱり、少し痩せた?」僕が言う。「ほんとに?」彼女は嬉しそうに言う。ペタペタとペンギンのように足踏みをして、くるりとゆっくり回って見せる。思わず、微笑んでしまう。 「ねぇ!どうして真顔になるの?」彼女は言う。「あぁ、ごめんごめん。」と僕は言う。微笑んだ直後、急に現実に引き戻されてしまう。1番の酔い覚ましは、現実だ。 彼女かまiQO

          Digital Junkie (デジタル・ジャンキー)

          今、何時だ?と思いスマホを開いた。Lineとインスタの通知が表示されていたので開く。ストーリーに対して、上司からいいねとメッセージが来ていた。気持ち悪い。ストーリーをアップするときは、上司を外してアップしようと心の中で思う。ついでに他の投稿を見て、いいねをする。Lineを開き、エマにメッセージを返す。 エマ「ゴメン、10分くらい遅れそー」 私「いいよー」 メッセージを返し、スマホをポケットに入れる。駅前の風景を見て、ふと思い出す。 今、何時だ? 私は、スマホ依存だ。スマホは

          Digital Junkie (デジタル・ジャンキー)

          レビュー:上意討ち 拝領妻始末

          武士って、現代の社会人とめっちゃ似ている。 私は、武士じゃないけど、この映画を見て、イライラしてしまった。 「前回と言っていることと全然違うじゃん!」 心の中で叫びながら仕事をしているが、これを見ているときは、大きな声で言ってしまった。 他の人も、同じ苦しみを感じているのを知ると、多少はストレスの解消になる。 いわゆる、共感してストレスを解消する。 あらすじ端的にあらすじを説明する。 主人公は婿養子。孫の顔を早く見たい定年間際の馬廻役。 そこに上司の勧めで、大奥の問題児を押

          レビュー:上意討ち 拝領妻始末

          レビュー:哀れなるものたち

          はしがきDisney+にて鑑賞。私は、Disney+は嫌いだ。面白い映画を独占するからだ。それと他のサブスクより高い。Disney+の話はさておき、Disney+が独占していた映画を見ることができた。なかなか強烈な作品だった。Disney+はファミリー向けのサブスクだと思ったが、どうやら違ったようだ。 オープニング映画のオープニング。30分ぐらいはとにかく退屈。 主人公であるベラ(女優:エマストーン)の観察が描かれている。 ベラは、日本語で表現すると、いわゆる「白痴」な女性

          レビュー:哀れなるものたち

          #仕事のコツ

          難しい題材な気がします。 なぜなら、一定の期間、仕事を行えば、大体仕事ができるようになるからである。 あまり仕事のコツというのを意識せずに、みんな生活をしている。 そんな中で仕事ができるようになるコツはなんなのか? 仕事をする上で一番重要なこと(仕事以外の事柄も含め)は、 自分の頭で「考える」ことである。 しかし、新入社員や新しく異動してきた人間はこれが、なかなかできない。 というより、できないのが当たり前である。 新しい職場で、働くための「インプット」と「時間」がないからだ

          糸(140字コンテスト)

          糸は、細く簡単に千切れてしまう。 しかし、束になって編み込めば、簡単にちぎることはできない。 一人の人間の力も、限界がある。しかし、多数に力を合わせれば、簡単にちぎれることはない。 今日は日曜日、近くの公民館に行く。 細く儚い一票だが、束になれば、それは大きな力になる。 <了>

          糸(140字コンテスト)

          ワイン #新生活20字小説

          新歓でワインがぶ飲み。吐いたゲロは桜色。 <了>

          ワイン #新生活20字小説

          期待と不安 #新生活20字小説

          新生活は、期待の赤に不安で薄めた白で桜色 <了>

          期待と不安 #新生活20字小説

          エイプリールフール#新生活20字小説

          嘘だと言ってくれ、今日から新年度なんて。 <了>

          エイプリールフール#新生活20字小説

          擬似大陸浮遊

          テーマ:「街を歩く」 <本文> 明洞で買った偽物のナイキのスニーカーを履く。 この街を歩くのに、偽物はちょうどいい。 ナンプラーの匂いが鼻につく。中華料理屋が並ぶ通りに出た。 大陸系の調味料や食材が売っているスーパーマーケットもある。 横浜中華街なんてモノは、本場ではない。 日本人向けに作られたモノに過ぎない。 ただ本場中華が、日本人にとってうまいかはわからない。 「欢迎光临」 「いや日本人。アイムジャパニーズ。」 相変わらず、中国語で話しやがる。この店員。 「ゴメンネゴメン