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ぼくが聖書を好きな理由

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キリスト教の礼拝でするお話の原稿はこちらにまとめています。そんなに「新しい」とは自負していませんが、「正統派」に疲れた方々に届けたい聖書のまた一味違った魅力を書いています。
大体月に4本です。 一本200円の記事をマガジン登録で500円でお読みいただける設定にしています。…
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#コヘレト

コヘレトの言葉⑥ 悩み深い「王」

コヘレトの言葉⑥ 悩み深い「王」

「わからない」「難しい」という言葉に速やかに反応してしまう自分を憂う。わかられたい願望が強い。
 コヘレトの言葉を取り上げて話すと、聖書の言葉そのものがあまりにも「名言」めいているので、入り口は広い。ちょっといい感じなのだ。
ところがその実は、真面目な信徒には到底受け入れ難いだろう。

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初〜の偽性 コヘレトの言葉⑤

初〜の偽性 コヘレトの言葉⑤

かつてあったことは、これからもあり
かつて起こったことは、これからも起こる。

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空しささえ手にできず コヘレトの言葉③

空しささえ手にできず コヘレトの言葉③

コヘレトの言葉をどんどん読み進めていくとどうやらこの管理者(王、もしくはソロモン?)は相当、次の世代に自分の為したことを引き継ぐのが「もったいない!」と

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暇は空しいか コヘレトの言葉②

暇は空しいか コヘレトの言葉②

コヘレトの言葉を読み始めてワクワクしていると、いきなり頭をガーンと打たれるのです。

「なんという空しさ、
すべては空しい」(1:2)

だ、大丈夫か、コヘレト。いや一応ソロモン王!と言いたくなるところです。「栄華を極めたソロモンでさえ」なのに!本当は空しかったの?ああよかった。ただの金持ちじゃあなかったのねとちょっとホッとしたり。でも意気込んで聖書の中にはライフガイドがあるかしらん?と思って読ん

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語順 コヘレトの言葉①

語順 コヘレトの言葉①

9月の末からコヘレトの言葉という書物の学びが始まりました。なかなか詳し目に解説している日本語の注解もあって助かるのですが、正直なところは最後は自分で読んで考えているので、もしかしたら注解書へのルートは遠回りかもです。

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