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復職に向けての準備と、復職後の気持ち

復職して1ヶ月経ちました。
今回は復職に向けて準備したことと、
復職後の気持ちなどについて書いてみます。

復職までの流れ、会社との面談

医師から復職可の診断がでたのが10月末。
診断書をもらって会社に連絡し、11月に入ってから産業医との面談がありました。
そこできかれたことは3点。

・現在の体調、気持ち
・休職の要因
・復帰にあたって不安がないか

休職の要因については
環境面もあったが、1番の要因は自己肯定感の低さ(自分の価値を他人の評価軸に任せていたこと)だったことを伝えました。
結構具体的に聞かれたので、noteにまとめといてよかった〜と思いましたw

とはいえ、休職以前の業務は単純に向いていないと思うので
できればその前に従事していた部署に戻りたいと伝えました。
(あの部署に戻りたくない、という言い方ではなく、「より自分の強みを活かせると思う」という言い方をしましたw)

産業医からも復職可の診断がおりて、
その後すぐに部長との面談が組まれて、
復帰先の部署についてすり合わせがありました。

正直、復帰先の部署が自分の希望に叶わなかった場合は
スパッと辞めて新しく自分の強みを活かせる仕事を探そうと思っていたのですが
ありがたいことに希望を汲んでもらえることになり
具体的な復帰日の調整をして、あっという間に復帰日になりました。

復職に向けて準備したこと

休職してから半年近く家にいたので
いきなり通勤+8時間勤務x週5日の日々で体力が持つのかが一番心配でしたw

①体力作り

夏頃から本格的に体をメンテナンスしたいと思い、
鍼灸と、ピラティスをはじめました。
猫背でスマホ首で姿勢がとにかく悪くて体も浮腫みまくりだったのですが
週2回のピラティスと2週間に1回の鍼灸でむくみも取れて、筋力がつきました💪
このメンテナンスのおかげでここ数年で一番体の調子が良いです。

②1日のリズムを整える

復帰1ヶ月くらい前から、仕事再開した時と同じリズムの生活を送るように意識しました。朝6時に起きて、夜23時には寝る。
ピラティスのクラスを早朝にしたり、デジタルデトックスをすることで睡眠の質をあげることによって復帰時点ではリズムが整ってました。

③家電に頼りまくる準備

復帰後しばらくは自分のマインドコントロールに集中するためにも、
今まではもったいないと思ってた家電をガンガン使うようにしましたw
食洗機、ルンバ、洗濯乾燥機、照明もスマートホームで自動でオンオフ設定。
家事がままならなくても自分を責めない。笑

④息抜き方法を用意する

例えばトゲがささったとき、そのまま放置すると傷が化膿して重症化してしまうように、心のトゲも同じように早く対処してあげれば治りが早い。
毎日自分と向き合う時間を死守するために、自分が心地よいと思うことを事前に用意しておきました。
朝夜のストレッチ、ジャーナル、noteを書く時間、読書、散歩、森林浴、サウナ、運動(ピラティス)、キャンドル、紅茶など。
心の調子にあわせて、今日は何したい?と自分に語りかけてます。

復職してみて

初日は緊張していたのですが、職場の仲間から「おかえり」と迎えてもらえてすごく嬉しかったです。温かい人に囲まれて本当にわたしは恵まれてるなと思いました。
心配していた体力面もリズムを整えていたおかげでスッと馴染みました。

復職後数ヶ月は残業規制があるので
今は定時で業務を終了しています。
休職前は月平均30時間は残業していて、毎日時間がなくてクタクタでした。
定時にあがるだけでこんなに余裕があるのかと思いました。

いま思い返すと、周りに合わせて残業していた面もあったなと思いました。
周りがみんな残業しているからそれが当たり前と思っていて
必要以上にダラダラと仕事していたのかも、と思いました。
あと、残業代ももらえるしね・・

無意識に周りに合わせていた

駅から会社に向かうあいだ、たくさんの人と並んで歩きます。
復職してから気付いたのが、
行きも帰りも周りの歩く速度がめちゃくちゃ速い。

休職前、わたしもその波にのってました。
1分でも早く会社について、帰りは1分でも早く電車に乗りたかった。
電車の中でイライラしてる人を見ると、過去の自分を思い出します。

同じ群れにいるなら、歩調は合わせなきゃいけないと無意識に思ってたことに気づきました。

会社でも昇進を目指さなきゃいけないし、
高い評価を得なければならないと思い込んでました。
上で書いたように、周りが残業してるならわたしも長時間働かないと、って。
年収は、同世代の平均以上は貰っておきたいし
出世レースにのれないと、自分の価値がない。
世間の流れに乗っかって「自分はどうしたいか」については、ずっと無視してました。

これからは「自分がどうしたいか」を一番大事にする


周りは早歩きでも、ゆっくり歩きたい気分の時はゆっくり歩きます。(もちろん、邪魔にならないように)
走りたい時に走って、止まりたい時は止まります。
わたしが一番に優先すべきことは、まず「自分の気持ち」。

もちろんお給料をもらうサラリーマンである以上、会社が求める成果は出す必要があります。でも、キャリアは自分で決めます。
誰のせいにもしたくないし、自分の人生の手綱は自分で握っていたい。

休職期間で得たもの

「休職経験がある」ことは一般的にいうとマイナスな印象が生まれるとおもいます。

でもわたしにとってのこの期間はとても貴重な時間でした。
10年後振り返った時に「あの時休職してよかったな」と思うと思います。
(しらんけど、たぶん。笑)

休職期間とことん内省することができたおかげで
自分と親友になることができました。

これまでしんどい時に親友や家族がしてくれていた
共感も励ましも抱擁も、
自分で自分にしてあげられるようになりました。

親友を大事に思う気持ちを、自分にも向けられるようになりました。

自分を責める期間が長かったから今もその癖は顔を出すけど
振り子の揺れ幅は少しずつ小さくなってきています。

いまの自分が素晴らしい存在なので、もう勝手に作り上げた完璧像といまの自分のギャップに苦しまない。
昨日より少しでも前進してる自分を誇ります👏

これから

復職したい、という自分の気持ちに従って復職をしました。
さて、これからどうしたい?と日々自分に問いかけてます。

同時に、以前の自分のようにしんどい思いをしてる人に
経験した自分だからこそ何か出来ることはないかなあと、ずっと考えています。

自分的に人生で一番濃かった1年が終わります。
来年からの日々がまた楽しみです😆

良いお年をお迎えください。

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