"Flat"とは何か。

当社は2020年5月にホールディングスになりました。その時にホールディングス(Group)に求める考え方は何か?改めて大切にしたい価値観は何か?を考えました。






その時に出てきた考え方が「フラット」という考え方です。








当社では「フラットに認識し、尊重し、評価する」という考え方があります。社内向けメッセージでもありますが、世の中がそうなっていけばいいなーという想いもセットで考えました。







自分の経験の中にも、偏見的にみられ悔しい想いをした記憶が多々あります。






自分の場合は、その偏見的な目がバネになり動力になったので良かったのですが、中には肯定感が低くなり、その人の元気を吸い取ってしまう一つの要因になりかねないと思います。







勿論、組織的に必要なヒエラルキーや、必要な"差"は有ると思います。現に弊社では"結果"を中心に評価する会社なので、必要な"差"は大きく開いていきます。







"フラット"というのを提唱すると「平等な社会主義的な考え方」とみられがちですが、ここは"全く"異なります。







まず「平等」と「公平」は大きな違いがあると思います。当社は平等な会社を目指している訳ではなく、「公平な会社づくり」を目指しています。




公平とは
「判断・行動に当たり、いずれにもかたよらず、えこひいきしないこと。」平等とは
「差別や格差が無く、皆一様に等しいこと。」






調べるとこんな感じで出てきます。






勿論、組織には"平等"という考え方も重要です。しかしながら、当社が大事にしたい「フラット」とは"公平性"です。公平性ある組織こそが、一人ひとりが努力し成長するだけの価値がある組織だと思います。








当社の人事制度では、全メンバーではないものの"結果"を中心に評価をします。その理由は単純で「結果こそ最も公平的な評価だから」という理由です。





中には「結果出しやすい事業やセクションと、結果を出しにくい事業やセクションがあるよね」という意見もあるかもしれません。






若干共感しつつも、自分が見てきたビジネスで成長していく人達は、「どんな環境でも結果を出す」という人が大半だったと思います。







ここでいう「どんな環境でも」というのは、職種を指している訳ではなく、業界・事業・販売商品・ビジネスモデルを指しています。







また、もっと言えば「どんな環境でも求められた結果を出し続ける」という力が必要だと思います。会社が変わらなくても世の中は変わります。求められることも劇的に変わるし、期待値も変わります。つまりはこういった人材になっていかなければいけないのでは?と思います。







なので当社では、平等的に認識して尊重して評価するということではなく、"公平的に認識して尊重して評価する組織"という組織づくりを目指している訳です。







・いかに公平性ある人事評価システムにできるか?

・いかに公平性あるカルチャーにできるか?

・いかに公平性ある事業づくりができるか?





こういった考え方を全ての決定事項に対して大切にしたいと思います。それが弊社グループの前提概念になっています。







最後になりますが、公平性豊かな会社づくりを目指すということは、「誰にでもチャンスがある」という意味でもあります。新卒1年目だろうが2年目だろうが関係なく、"結果"に向かって成長して欲しいと思います。




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