洞察力・考察力

当社は「ビジネスで通用する人材を育成する!」という当社の教育観があります。この要素には様々な要素がある訳ですが、その中でも「洞察力・考察力」は非常に重要な力だと思っています。




"考察"は「よく調べて考えること。」洞察は「その情報から見えてくる本質」だと定義すると、ビジネスでかなり重要な部分だと思うんですよね。





ビジネスの向かう先は一つしかない。"顧客の創造"だと思います。どの様に顧客を創造するか。または、その顧客の満足度を上げるのかに尽きると思います。





しかしながら、"顧客の創造"をする上で、あらゆる問題解決や課題解決をしていかなくては、顧客の創造は成しえません。






お金の問題、人の問題、商品や製品の問題など、問題は多岐に渡ります。当社も顧客の創造をしていく上で、様々な問題を抱えている会社の1社です。





この問題や課題を一つ一つ解決していくことこそが”仕事"であると私は思います。





なので、会社のメンバー全員が「今の課題は何か?」「今起きている問題は何か?」を限りなく理解し、その解決に向けたベクトルとモチベーションが必要になってくるのだと思います。





しかしながら。この問題とか課題を解決していく力は非常に重要なのですが、「何が課題なのか」という課題発掘と課題設定がズレていると、生産性が全く上がらない訳です。






企業は「生産性を上げる」というテーマを永続的に追い続ける訳ですが、この生産性に関わってくる一つの要素として、「課題発掘」「課題設定」が非常に重要になると思います。だからこそOKRを取り入れたりして、皆の課題認識を統一させることに意味があるのだと考えています。






OKRの様な会社全社的な目標設定であれば、経営陣が考えるものですが、「課題を解決させる為の課題」というものが無数に存在する訳です。





それも、それぞれのセクションごとに課題が存在し、今何の課題を優先し、何をすべきなのか?という課題設定を、それぞれのセクションでも設定していく必要性があります。





組織単位で話をしましたが、個人単位でも全く同じことだと思っています。自身の課題設定をどこに置くのか。それはポジションや年次にもよるかもしれませんが、非常に重要なことです。課題設定がブレると全てブレてしまいますので、"迷い"が生じてしまうケースに陥りがちです。






その課題を解決する為の課題は何か?という思考で考えていく必要があると思います。この癖を繰り返し付けることが大事な訳です。






その課題設定の為に必要なのが、"洞察力"だと思います。





一つの出来事や問題/事象に対して、どの様に洞察するのか?が非常に大事です。





よく事実は一つでも解釈は複数ある。といいますが、その通りです。事実からどう解釈していくのか。これが超重要な訳です。






最初から洞察が得意な人と苦手な人が居ると思います。それは強みや弱みは誰にでもあるので、仕方ありません。ただトレーニングをしていくということはできると思います。





メチャ当たり前のことを言いますが、
・日報や週報など報告をする際に、"事実報告"だけにしない。
・ダメだったことよりも"うまくいったこと"の理由を考えてみる。
・可能な限り考察(情報を集める)する。
・反対意見をメチャ聞く。




これが大事です。毎日やっていれば自然を身に付きます。




当社では「ビジネスに通用する人材」に向けて、これから様々な取り組みをしていかなくてはならないですが、その内の一つが「洞察力」を磨くことだと思います。





その洞察力がディスカッションを生み、会議を活性化させると思います。





これは新卒からでもできることなので、みんな意識してみて欲しいと思いますー!

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