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心がぽっきり折れちゃった話

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#生きづらい

大学生になった私

大学生になった私

大学は実家から通えるところに行って欲しいと言われていたので、言われるがままに行った。
サークルは肌に合わなくて入らなかった。
バイトはしていたが、門限を決められていたのでなかなか入れなかった。

唯一楽しかったのは、ボランティアだ。
留学生とたくさん話すボランティアだったが、私のことを知らない人と話せることが、何よりもホッとできる瞬間だった。

留学生と関わる中で、"私も自分で決めて何かをする"と

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高校生の私

高校生の私

中高一貫校に入った私は、高校受験を経験することなく高校生になった。
将来について考えることなく、みんながそうしてるから、なんとなく高校生になった。

高校2年生になって、進学するのか就職するのか考えるように言われた。
幼い頃からケーキが好きだったのと、小学生の時に読んだ『夢色パティシエール』と言う漫画の影響でパティシエになることを夢見た。
母と今後について話になった時に
"大学には行っておきなさい

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父が出て行った後のはなし

父が出て行った後のはなし

小学5年生頃に両親が離婚した。
しばらくは寂しかった。
近所の人や同級生のお母さんたちが、ひそひそ声で"可哀想よね"と言っているのが聞こえた。

その度に、"この人たちは家族に困ったことがないんだな"と思うようになった。
我が家の事情なんて何も知らないくせに。
私たちが罵声を浴びせられ続けて、母が殴られ続けることが幸せなわけが無い。
そんなことも知らないくせに、噂だけで"可哀想"なんて言わないで欲

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幼い頃のはなし

幼い頃のはなし

幼い頃から変わった子だったらしい。
2歳を過ぎれば敬語まで使いこなす、おませな子だったそう。
自宅の天井の角には"イチイちゃん"というお友達が居たらしく母は頭がおかしいと思って病院に行くか悩んだという。
4歳頃になると私は新聞が好きで、毎日読んでいた。
とは言っても内容を理解するわけではなく、ひたすらに、漢字にだけ丸をつける作業をしていた。漢字がとにかく好きで、分からないものは全部読み方を聞いて回

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心がぽっきり折れちゃった話

1998年生まれ、23歳。

周りからは、"責任感がある" "リーダーシップがある" "頼りになる" そう言われて生きてきた。

でも、どこか苦しくて。
辛くて、しんどくて。
心の奥の奥に気持ちをずっと押し殺して生きてきた。

ある日、ぶっ壊れた。
私が私でいられなくて、私が私でいられていないことに気がつかなくて。
何も出来なくなった。

同じように苦しんでる人に伝えたい。
あなたはひとりじゃない

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