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コンフォートゾーンを抜けるには。

ふと思い出して、これまで自分がコンフォートゾーンを抜けるためにやってきたことについて。
特に自分が痛みを伴う成長や、大きな変化を望むときに。

以前私は会社員時代にロールモデルがいなかった、という投稿をしたけれど、コメントのやり取りをきっかけにいろいろ昔のことを思い出していく中で『会社員としてこの人のようになりたい』というロールモデルはいなかったけれど、この人の仕事のやり方は好き、別の会社だけれど(もしくは会社員ではないけれど)こんな人になりたいな、はあったなというのを最近よく思い出す。

参考になりそうな働き方を勝手に私の中で情報収集して『こんな感じになったらいいかも♪』というのを老若男女問わずスクラップしていました。その寄せ集めが私のロールモデルなのかもしれません。

キャリアパスは興味がありそうなところを情報収集して、知り合いをみつけとにかく聞いてみる。
自分の強みを活かせそうなら、行く方法がないか考える。
足りないものがあるなら、補うことを考える。
そうやって地道に道を作るしかないのかと。

momomi note 「ワーママのキャリア:ロールモデル不要説」より

サバティカルタイムという名のトランジションに入ってからは、いろんな人の本を読んだり、退職された先輩方や個人事業主の方とお会いしたり、ちょっと先を行く先輩方の話を聞いたりしている。
直接会うのはやっぱり情報量が多いので、モデリングするのには格好の機会だから、なるべく対面で会えるのが嬉しい。

ここ数年コロナ禍に入ってからはオンラインばかりだったけれど(そしてワーママとしてその恩恵を存分に受けさせてもらったけれど)、やっぱりオンラインでは伝わるものと伝わらないものがあるのを実感。

モデリング、という概念に初めて出会ったのは15年以上前にNLPという心理学を学んだ時だけれど、結局これが一番コンフォートゾーンを抜けるには早い気がする。自分以外の上手くいっている人のパターンを自分の中に取り込んで、自分のものにして、ちょっと新しい世界を見て感じてみる。

モデリングとは、自分が望む結果を出している人と同じ状態・結果を実現するために、その人の行動パターンや動き、信念などを真似ることで、同じような結果を得ようとするものです。

例えば、プレゼンテーションが上手な人、ハイパフォーマンスを実現している人物など自分にもその能力があればと思うような人物をモデルに選びます。

日本NLP協会HPより

ポイントは外的な行動や立ち振る舞いをまねるだけではなく、その人がどんな信念・価値観を持っているか知ってできれば取り入れるところまでやること。価値観までは無理でも、モノの見方や考え方とか。
全然違う分野のバリキャリの方は、必ず新しい上司のおすすめの本を2-3冊紹介していただくと言っていました。

学ぶの語源はまねぶ。
まねをすることで私たちは学んでいく。
自分のオリジナルを確立していく。

会社員の時に良かったのは、ロールモデルそのものはいなくても、良い仕事をする先輩には常に囲まれていて観察し放題だったということ。
今思うと、これは当時のわたしにとって、とっても良い勉強の機会だった。

*****

今の私がなりたい姿、というのはしっくりくるものはまだ探しあぐねていて、結局会社員時代にキャリアに悩んだときと同じことを私はしているんだろうな~と思う。
会う人たちはだいぶ変わったけれど。

情報収集して、自分の心の中にスクラップブックを作り(良い感じの人の良いパーツをサンプリング)、お会いできる時には尊敬の目で遠慮なく観察させていただき、モデリングできる情報をできる限り集める。

ちょっとずつ、自分の中に取り込んで試してみる。

そう考えると、人との出会いが私にもたらすものはとても大きいのである。
noteの世界でも、日々たくさんのクリエーターの方からたくさんの刺激をいただき、ときどき少しずつその技や発想を真似させていただいている。
日々の出会いに感謝。

新しいチャレンジをはじめたら、早速躓いたような気がするけれど、まぁそうやって一歩一歩歩いていくしかないわけで、ちょっとずつでも動いてみよう。
それが新しい道につながるはずだから。


読んでくださってありがとうございます!


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