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子どもと一緒に作文教室:楽しく作文を書くにはどうしたらいい?

書くことがあまり好きではない息子と、単発の作文教室に行ってきました。
コロナ禍の時から気になっていて、いつか受けれたらいいな~と思っていた講座だったので、家からは遠いのですががんばってちょっと遠くまで。

先生の作文にはまったきっかけと指導理念がいいな、と思いました。

先生は元々小・中学校の先生をご退職された後、お小遣い稼ぎのために新聞投稿にはまり、作文を研究。新聞での採用率を上げるために編み出した手法を応用して、子どもの作文指導をスタートされたそうです。
学生の時、もともと作文は嫌いだったとのこと。

気持ちを文字にするから 自分が分かる
自分が分かるから 自信を持てる
自信を持てるから 自己肯定感が上がる

作文はだれでも使える
人生を豊かに生きるためのツール

岩下作文教育研究所HPより引用

何かnoteを書く私たちにも通じるところがありませんか?

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私が息子に講座を勧めたのは、書くことを嫌いにならないでほしい、と思っているからです。書く機会は人生でいっぱいあるので。

学校って、なんであんなにいろんなことが嫌いになれるようにできているんだろう?と思うことが良くありましたが(いや、先生たち日々大変ご苦労されていると思うのです、やることいっぱいありすぎて)、読書感想文も作文も、私は学生時代は全く書くことを好きになれませんでした。
原稿用紙に何を書いていいのか全然わからなかったし、作文の宿題は大嫌いだったし、自分を表現するなんて全然よくわからなかった。

何かを表現できているかなんて今でもさっぱりよくわかりませんが、私は過去どのSNSも続かなかったのにこのnoteは奇跡的に続いていることもあり、書くって楽しいと思っているようです。

自分の想いを文章で紡ぐこと、書くことで自分のことを理解すること。

そして時に、自分の書いたものが誰かの心に響いたり、人とつながったり、何かのきっかけになったりすることもあったり、なかったり。

誰かが書いたことばが、自分の気持ちを代弁してくれたような気がして、スッキリしたり何かがつかめたりする。
それって面白いな、と改めて思うのです。

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作文を嫌いにするには
・(友人や先生に)作文が下手とフィードバックされる
・何を書いてもいい、と言われたはずなのに、なぜか内容について後から文句を言われる(時にクラスの大問題にされたりする)
・字が汚い、きれいに書きなさい、習った漢字を使いなさいと言われる
・原稿用紙を使って、ルールに従って書けと言われる

あぁ、こんなこと言われたりやらされたりしてきたな、こんなことあって嫌だったな、と自分の過去を振り返って思いました。

あまり早くから他人からの評価さらすことは、物事を一番簡単に嫌いにさせる方法だと思っています。
一方で、人から評価される環境にいる期間が長く、教育も家庭環境もどちらかと言えばそんな感じだったこともあり、私が親として宿題を見ていたりするとやっぱり「もっときれいにちゃんと書きなさい」とか口をはさみたくなってしまいます。どうしても。

その点ではあんまり日本の教育を受けさせたくないな、と思っている自分がいるのは事実です。

まずは意欲を育てること、そしてそれを少しだけ後押しする(もしくはつぶさないようにする)こと、興味関心の幅を広げること、体裁を整えるのは最後でいい、それが一番大切だと頭ではわかるのですが、私には親子でやるのは難易度高い。
正直なところ、全くできないのです・・・。

・作文は自分のために書く
・思ったことは何でも書いていい

そういわれると、書くことに対してハードル下がりますよね?

実際、息子はこんなこと書いていいのかな?と最初は自信なさげでしたが、本当に何でも書いていいよ、と言われてからモリモリ楽しそうに書いていました。

そして私のnoteもそんな感じです。

ライターになりたい、有料化したい、ブログで情報発信したい、そう考えるとやったらダメなことばっかりやっていますが、基本的にはnoteには「自分のために書く」「思ったことは何でも書いてよし」と思っていることもあって今のところ楽しく続けられているかと。

もう少し、自分の中の書きたい気持ちを育てていこうと思います。

読んでくださって、ありがとうございます。


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