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2022年1月の記事一覧

誰でもどこかで助けてもらう

誰でもどこかで助けてもらう

見た目には「健常者」な私が助けてもらった話。

飛行機乗るのにヒールのない靴で来てしまった…。身長152cm。離陸15分前、後方座席だったので荷物入れはどこも閉められています。

席自体はガラガラだったので自分の上の荷物入れを開けようと取っ手に手をのばすも、かろうじて触れられる程度。

格闘していると機体後方から客室乗務員がすすすと寄ってきて、慣れた動作で預かって入れてくださいました。

その方は

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「すごいね」と言われること

ありがたくも「すごいね」と言われることがあります。ただ、受け取る時の自分に余裕がないと、複雑な心境になることも多いです。

「すごいね」って言われるのは光栄だと感じてます。大体の場合は言ってくれる側も悪気があるわけでは全くないのもわかります。

でも、、1回言われるごとに、視力検査でレンズ(トライアルフレームと言うらしいです)を追加されるみたいに、自分の姿にフィルターをかけられてしまっている印象を

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電車での物思い

電車での物思い

社会人になって関東を離れ、電車に乗る時間が短くなりました。さらに、職場の中では電車通勤は私くらい。それでも電車通勤にはこだわりがあります。

移動時間って、結構な自由時間だと思うからです。

電車通学は中学入学の時から。中高ともに電車とバス10分ずつぐらい乗って通っていました。

大学は実家から通いたかったので、学費が安いことと、やりたいことと、通える範囲のギリギリを攻めた結果、片道電車で2時間か

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ビジネスと合理的配慮

ビジネスと合理的配慮

以前、職場主催の研修に聴覚障がいのある方が参加されたことがあります。個人ではなくて職場=会社として提供すべき合理的配慮の範囲について考えた話。

研修は、日本語が母語話者で、「一般的に」見える・聞こえる人を対象にしていました。接客の研修ということもあり、考え方が遅れている分野でもあったかもしれません。レジュメやスライド的なものはなく、参考資料を配布するのみ。

取り急ぎ決めたことは、講師の方にマス

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誕生日をこじらせている話

誕生日をこじらせている話

毎年の誕生日は、だいたい仲良くなる頃には終わっています。そして、次の年には忘れられてしまうのです。

誕生日って、成果でもなんでもなく「生身の自分」を祝ってもらえる気がします。個人的には、結構特別感というか、朝からそわそわしてしまうんだけど、その期待に反してほとんど祝われないというのが例年。(特に21歳から。)

「その人自身」をお祝いできる大切な日。受け取った人はどう捉えてるのかわからないけど、

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ノンセクかも?という話

ノンセクかも?という話

私には大抵好きな人が何人かいます。 過去に1人しかいないけど彼氏がいたときも思い返せば他に好きな人がいた気がする。

ある人に告白しようかと考えたときに、ふと思いました。一線超えるイメージが全く浮かばないなと。 だから好きな人が共存できるのかもしれないと。

ふたりで出かけてみたい。それこそ旅とか一緒に行けたらと思うし、抱きしめられたいとも思うけれど、その先はいいかなって。

イメージとしては、い

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