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社労士ガチャ?

ある経営者の言葉

こんにちは。
フェリタス社会保険労務士法人の石川です。

「社会保険労務士」という同じ資格をもって働く人たちも、それぞれの価値観があるので、当たり前ですが人によって仕事に対する考え方やお客様に対するスタンスも様々です。

以前に、ある経営者から、

「社労士とか税理士って自分達からすると、社労士ガチャ、税理士ガチャなんですよねー」

と言われたことがあります。

よく、「親ガチャ」なんていう言葉がネット上に散見されますが、これは、子どもが親を選べない状況をスマホゲームのガチャになぞらえた言葉で
「良い親の元に生まれることができたかどうか」といった意味で使われるそうです。

「社労士ガチャ」というのは、恐らく
「いい社労士にあたることができたかどうか」
という事なんだろうと思います。

社労士探し

経営者が社労士に依頼しようと思うと、以下のような行動をとると思います。

・知り合いに「誰かいい社労士いない?」と聞いて、紹介してもらう
・ホームページや、社労士紹介のサイトなどを見て比較検討する
・社労士会に問い合わせる

社労士会に問い合わせる人というのは、結構稀なケースだと思うので、ほとんどが紹介やホームページなどから探すと思います。
当事務所も、ほとんどのお客様が紹介かホームページ経由です。

そうやって辿り着いた社労士と契約をしたけれど、相性が合わなかったり、仕事内容に満足できなかったりで不満をもつことがあると思います。
(これが、社労士ガチャ?)

お客様の不満

当事務所にも「前の社労士と合わなくて、違う事務所を探している」というお客様からお問い合わせをいただくことが少なからずあります。
その際に、気になるのは
「何が不満で社労士を変えようと思ったのか?」
という点です。

私は割と率直にお客様に「どうして変えようと思ったのですか?」と聞くのですが、
ほとんどの方が、「コミュニケーションが上手くいかない」とおっしゃいます。

コミュニケーション・・・・難しいですよねぇ。
だって、双方向のことなので、自分達が色々頑張ってもどうにもならないケースもあるし・・。

ですが、せっかくご縁をいただいたのであれば、上手くコミュニケーションをとって、お互いに気持ちよく仕事したいですから、できるだけ歩み寄るようにしています。

敬意と愛情をもって接する

私自身は、こんなことを心がけています。

・難しい専門的な話はできるだけ簡単に簡潔に伝える
・お客様の立場にたって、よく考えてから伝える
・問題を他人事のように話さない
・自分の気持ちや考えは率直に丁寧に伝える
・お客様からの質問にはできるだけ素早く回答する
・自分が間違った時は、誠実に謝罪する

考えてみると、どれも当たり前の気もするのですが、基本的なことを疎かにして、関係性が損なわれることって多いように思います。

お客様に対しても、事務所の仲間に対しても、「敬意と愛情をもって」接することを常に心がけるようにしています。

まぁ、時々余裕が無かったり、忙しかったりすると、回答が少し遅くなってしまう事もあったりするのですが・・。

できるだけ、周囲といい関係を築いて、いい仕事をしていくために、丁寧なコミュニケーションを心がけていきたいです。