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みんなのフォトギャラリー公開 西湖/浙江省杭州

初めて中国を訪問した街が杭州でした。
海外ひとり街歩きを始めた頃、いまから15年ほど前のことです。
日本との直行便が就航し、景勝地の西湖が市中にあり、蘇州、上海を巡って帰ってくるという時間効率の良いぶらつき方ができる、海外ひとり初心者にたいへん手頃な思いつきでした。

当時はまだ高速鉄道は走っておらず、陸上の移動はもっぱら中距離バスでした。まだ北京五輪の前、外国人観光客は少なかったと思います。
2回目に訪れた2010年には高速鉄道が開通していて、移動がかなり楽になっていました。

杭州から蘇州に向かうバスターミナルで食べたスタミナランチ。
確か10元で、当時のレートだと130円くらい

山に囲まれた西湖は、西湖十景と呼ばれるほど季節、日中夜間を通じて風光明媚な景色を目にすることができます。とくに夕景は秀逸で、シャッターを切れば絵になるという、写真好き、カメラ好きにはたまらない、心躍る観光地です。

山に向かって沈む夕陽を背景に、湖上を揺蕩う観光船

初めての中国を歩いたときに思い知ったのが、街づくりのスケールが広大なこと。
中国の街の地図を、集積度の密な日本の町の地図と同じスケール感覚で見ながら歩いていたら、大間違い。実際の道のりは日本地図のだいたい3倍くらいはかかります。これは杭州に限らず、中国の街はだいたいどこもそんな感じだと思います。
西湖からホテルまで歩いて10分ぐらいかと思って歩きだしたら、道路も建物も大きいこと大きいこと。40分ぐらいかかってクタクタになってしまいました。地図が読める人ほど日本スケールの縮尺に慣れてしまっているので、中国を初めて訪れるときは気をつけてください。

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