見出し画像

経営資源(ヒト・モノ・カネ)を投資する5つのポジションとは

この経営戦略に出逢えたことが幸せ。目から鱗。

自分がそのように感じたことを鮮明に覚えている。

そして「知る」だけではなく、「教えられる」ようになりたいと

実践した結果がこちら。

2015年に新宿にダイニングバーを出店し、

2016年には売上高、昨対比200%(月売上275万が550万)達成。

キャッシュポイントを増やすために、

ドミナント戦略で居酒屋を近隣(徒歩1分圏内)に出店し、

新宿という街に

人々の「サードプレイス」となるような居心地の良い空間を

つくり続けるために日々奮闘中。

そして、2020年には紹介制の美容室をオープン。

わずか1年で坪売り50万の美容室をつくりあげ、株式会社fengariを設立。

対人ビジネスすべてに通用する経営戦略の概要を綴る。

戦略と戦術の定義

の認識のズレが社内で生じている、もしくは理解していないと

一時はうまくいっていても、息の長い企業やブランドには成長していかない。

つまり、経営陣だけが理解していても意味がない。

社内のパートナー従業員)まで戦略、戦術が行き届いてはじめて組織として大きな成果が得られる。

戦略と戦術の定義

戦略とは「あり方」「目的(WHAT)]で

戦術とは「やり方」「手段(HOW TO)」である。

「何をすれば儲かるのか?」というところから考え、

企業(ブランド)のすすむべき方向を考えること

が戦略。

目的達成のために、

現状のオペレーションを効率化したり、

新しいやり方を実践すること

が戦術となる。

つまり、

具体的な戦略があるからこそ、具体的な戦術が生まれる。

まずは、明確な戦略(目的)を決めることが重要で、

その戦略を、社内に浸透させる

ことがポイントになる。

経営戦略の立てかた

とはいえ、

どうやって戦略を決めればいいのか分からない。

自分は何をしたいのか、何を達成したいのか分からない。。。

「なんでも好きなもの買ってあげるからほしいものひとつ教えて」って言われると、

あれもこれもってなるし、ありすぎて逆に分からない。

しかし、

「好きなブランドバッグ買ってあげるから教えて」のように何かに限定してもらえると考えやすい。

経営戦略を考えるときにも、

これから綴る5つのポジション点数化することで、

自社(ブランド)の理念や使命感が言語化され、具体的な戦略がみえてくる。

5つのポジションとスコアリング

経営に関わる要素として、

【価格・サービス・アクセス・商品・経験価値】

と定義し、

さらに5つのポジションを5点満点中でスコアリングする。

これをファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略という。たったこれだけ。

しかし、

非常に奥が深いので、今回はスコアリングの方法について

説明していきたい。

5つのポジションの細かい定義は次のnoteで。

スコアリング方法と4つのルール

5点・・・市場を支配しているレベル。消費者は他で買うことを拒絶する。
4点・・・差別化に成功しているレベル。企業が4点の要素で、自社の商品やサービスを好むよう消費者を説得している。
3点・・・市場標準レベル。消費者に受容される最低水準をクリアしている。
2点以下・市場水準以下。消費者に求められない。

スコアリング方法は、

競合と自社の相対的なものを

お客様がどう見ているか(顧客視点)での観点でおこなう。 

そしてスコアリングする上で4つのルールがある。

①完璧なスコアは、5点要素が1つ。4点の要素が1つ。残りの3つの要素は3点を獲得すること。

②3点に満たない要素がひとつでもあれば、持続不可能であり、ブランドにイメージが生じる。

③5点や4点を複数の要素で達成している場合は、度を越えており、経済的に適切な状態ではない。そのため企業(ブランド)は金銭的な問題を抱えることになる。

④3点(業界水準)の定義は、消費者の期待が変化するたびに、頻繁に変わる可能性がある。期待に変化についていけず、期待されるレベルに達しない場合は、3点に満たなくなるだろう。

もっとも伝えたかったことであり、もっとも大切なポイントをまとめると、

【価格・サービス・アクセス・商品・経験価値】

【5点・4点・3点・3点・3点】

の黄金比率でスコアリングするポジションを設定(戦略)し、

達成するために戦術(手段)を考えること。

そして、

ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略から

導き出した戦術(手段)を社内に共有する。

※写真はファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略を忠実に実践し、

自社で商品開発した「ヘア&ハンドスキンバーム」。

 サクッと営業を挟んでみる。(笑)

これは商品を4点にポジショニングした弊社の経営戦略だ。

顧客から支持され続け、わたしたちのライフスタイルになくてはならない

企業・ブランドへと成長を続けているスコアリングをしてみると

その企業の経営戦略が見えてくる。面白い。

限られた経営資源を投資する”選択と集中”

つぎは各ポジションの細かい詳細をアウトプットしていく。

**********************

◆Lad's dining 新宿店

https://ladsdining.owst.jp/

◆肉汁水餃子 餃包 新宿店

◆会員制カラオケダーツバー Kichi
住所電話番号 非公開

◆プライベートサロン&ヘアメイク事務所

http://www.fengari.co.jp/about

**********************

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?