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ECの求人について思う事

ただの日記。

15年前はECの求人は稀だった。 営業職の求人が100件あってECが1件くらいの割合。しかも現在のようにデザイン専任やカスタマー専任ではなく「全部やる」担当。
そもそも人を雇うという以前にEC専業で起業してオーナー自身でやる所がほとんどだった時代。EC業務は社会において重要とされていない職業で時給750円程が主流。

そして7社目の話。
6年前でたしか32歳の時、ブラックEC企業から抜け出して転職してまたEC企業へ。(勤めた会社ほとんどブラック企業だけど)

私が中小企業のEC職の採用試験に落ちる事はまず無いので難なく採用決定。
EC経験者採用、試用期間1か月18万スタート。
前職はそれよりも高かったし、キャリア採用だから結構もらえると思ってたら、1か月後なんと20万だった。※ただしこれについては理由があるので後述する。

1か月で退職を決意し、次の職場(次もブラック)は40万で採用。

前置きはここまでで本題。

EC職(現代でいうマーケターかな)について

考え方の話。
ECは月商100万、300万、500万、800万、1000万、3000万…とその都度の壁がある。
壁とは主に時間=人員=工数の問題。
売上を上げるためにやる施策の量、考える時間、ページを作る時間等が増えるため1人では限界が来る。

※月商が億を超えると在庫を持ってる会社は倉庫の問題も出てくる。

私が思うのは月商が100万だろうと1億だろうと基本的な考え方は同じだということ。ただやっている量が違うだけで考える事が間違っていない=売上が右肩上がりならば正解。
※マーケターはこの考え方を会社に伝授(コンサル)する仕事。EC総合職は自分で考えて自分で実践する仕事。

売れる施策をやり続ける、規模が大きくなれば準備時間や推測の時間が増えるだけ。(その分工数が持っていかれる)

売上規模が大きくなった時にマーケターがやる仕事は倉庫や物流じゃない。とにかく売り続ける事。
前述の7社目の給与が20万だった話はここに通じている。恐らく売り上げ規模で判断されたのではないか?と。色々な会社でECをやったが、出店直後だろうと億を超えようとやっていることは全く同じだ。

ちなみにその私がすぐ辞めた会社、当時年商60億で100億達成公言してたのに、現在年商40億。人もかなり減っており、店舗運営職600万で求人出ているが、店舗運営出来る人にもっと報酬をあげて助けてもらう立場ではないのか?と思う。いくら優秀な経営陣であっても人事は優秀とは限らない。一人で出来る業務量を超えた時に必ず社員に助けて貰わなければならない。ここで人を使う事の技量の問題が出てくる。

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