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【実話】ひとりの関西人がフェムテック普及に人生を捧げた物語

38歳で『若年性更年期障害』と診断され、『更年期ロス』を実際に体験したわたしです。

9年前、わたしは『更年期』を理由に退職しました。

当時勤めていた会社からは、『更年期』に対する理解はありませんでした。

そもそも『若年性更年期障害』って病気なの?治療すれば治るでしょ?

婦人科医からも『治療に専念した方がいい』という診断を受け、発症原因と考えていた会社から受けたパワハラから わたしは逃げました。

自分の身を守るためです。

その選択は間違いではなかったと、今でもそう思います。

「会社を辞めてどうする?起業する?会社員の方が楽なのに」と上司から言われたあの一言が、わたしの原動力になりました。

あれから9年が経ち、日本における『更年期』に対する考え方は大きく変わりつつあります。

それは、『少子高齢化』と『更年期ロス』という問題を国が認め、国をあげて取り組まなければならない問題であると認識したからでしょう。

ですが、実際のところ『国が何かしているのか』というと、国民からすれば『何も見えてきません』

特に更年期に関しては、『当事者にならないとわからない問題』だからです。

年齢的なものだから、病気じゃないから、更年期は『嵐が過ぎ去るのを待てばいい』と思っている人がほとんどです。

思春期とは違うカラダの変化についていけず、悩んでいる女性が多くいます。

そして、その辛さを理解してくれる人がいない。

会社だけではなく、家族からも…です。

9年間、『更年期』と向き合いながら、さまざまな出会いと別れを経験しました。

『更年期』は人生の分岐点だとわたしは思います。

この時期に出会う人たちは、これから先の人生に大きな影響を与える人たち。

その中で、とても興味深い男性と出会いました。



男性が『女性のカラダの悩み』を男性に伝えていく活動。

そして名前が『フェムメンズクラブ』

どんな活動をしているのかに興味を持ったわけです。

2023年10月に開催されました『FemtechTokyo』に参加し、フェムテックの世界に触れ、これまで自分が女性に対して理解しているつもり、分かっているつもり、いや!何も理解できていなかった。理解しようともしなかったんだと思い知らされ気づかせてもらいました。もしこのタイミングでフェムテックに出会わなければ、一生知る事もなく女性の健康課題に向き合う事もなかったんだろうなと思う事ができました。

『フェムテック(フェムケア)』は女性自身が向き合う健康課題ではなく男性も一緒に悩み、考える事が本来のあるべき姿ではないかと思うのです。

フェムメンズクラブ公式サイトより


女性は自分のカラダの悩みを、自分で解決しようとします。

男性はどうでしょうか?

男性の場合は、症状がひどくなるまで『病院に行かない』が大半ではないかと思います。

夫婦の場合、違いのカラダの理解がなければ、悩みを打ち明けることも相談することもできないでしょう。

特に『更年期』という10年間について、ほとんどの男性が『言葉は知っているけれど、よくわからない』が大半を占めています。

男性にも『女性のカラダの悩み』を理解して欲しい

フェムメンズクラブ代表の東谷さんのお話を伺って、このような考えを持ってくれる男性がもっと増えたら、国はもっと変わるのに…。

東谷さんの考え方に共感をし、フェムメンズクラブへの参加を希望したのです。

逆に🤔『男性更年期』に対する理解を女性側も持つべきであることは言うまでもありません。

女性にモテたいなら、『フェムテック』を学べ!ですね(笑)

でも、これ『正論』だと思います。

女性を口説く方法を習得して、実践しても、いざ交際がスタートして交際相手の『カラダ』のことを理解していなければ、相談された時に答えられず『頼りにならない』って思われたら最後です😭

理解がある男性は『モテます』

元銀座ホステスとして🤔さまざまな男性と接してきましたが、やはり『モテる』男性は『女性に対しての理解』がある男性でした。

男性の心理を銀座という街で10年間学んできたからこそ🤔

『男性のカラダの悩み』の相談を受けることが多かったです。

男性もまた、女性と同じように悩んでいるのですから。


『フェムテック・メンテック』の普及で、ひとりでも多くの方々に『互いのカラダ』のことへの理解が深まることを願っています。




佐方ともみ 
美容業界29年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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