フェミニンケアの前に必ずやっておくべき、たった1つのこと
「 フェミニンケア用のオイルがたくさんありすぎて、どれを選んだらいいでしょうか😂?」
これは、スクール生からもよく質問を受けるのだが、「 フェミニンケア専用オイル 」がありすぎる😂
どうみても、今 フェムテック市場に参入すれば、儲かるという、お金の匂いしかしない
それもそのはず、フェムテック市場では「 フェミニンケア 」を推奨しているエステサロンやメーカーがどんどん増えているのだ
昨年のフェムテックTokyoに前講師の助産師とともに、視察に行ったときのことだが、某メーカーが新たに商品化した「 フェミニンケア製品 」の中で、オイルを絶賛推奨していたので話を聞いてみたのだが🤔
わたしは、その人たちに ある質問をしたのだが、その回答に愕然とした
まず、そのオイルの特徴を聞いてみると、「 原材料は野生植物由来で、人が入らないような?秘境の場所にしか生育していない、ざくろを主成分としています 」
「 オーガニックじゃない植物です 」
「 人が入らない秘境でしか生育していない? 」
やたら そこを強調された😂
逆にオーガニック専門家として、そのメーカーに質問してみた
「 オーガニックとはなんですか?」と
その問いに対しての答えは…
「 無農薬栽培ですよね 」
オーガニックの知識なく、「 オーガニックじゃない植物 」と答えてきたのには正直驚いた
人が入らない秘境でしか生育していない🟰無農薬
ではないだろうかと、わたしは思ったのだ
膣粘膜は他の皮膚と違い、経皮吸収率が42倍と言われている( でも、これはステロイド剤のはなし )
膣内を健康にするために😌メーカーはあれこれ製品を開発し、婦人科医と提携を組んで販売している
フェミニンケアは大事である…がしかし、ケアだけで本当に「 膣粘膜の健康 」を維持することは可能なのだろうか?🤔
根本的にもっと大事なことを、ほとんどの人が忘れている
そう、それは「 食生活の見直し 」ということである
▶︎膣粘膜はなぜ潤いがなくなっていくのか?
プレ更年期以降、膣トラブルに見舞われるケースが増えてくる
膣粘膜が乾燥してくることで、性交痛を起こす
それが原因で、更年期世代のセックスレス問題を取り上げる人も多い
更年期になると、『 ドライシンドローム(乾燥症候群)』と呼ばれる症状を引き起こしやすくなる
✅肌の渇き
✅口の渇き
✅目の渇き
✅膣の渇き
この4つが当てはまる
特に、膣の渇きだが🤔
更年期に入ると、女性の体内でエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減少していく
エストロゲンは、膣粘膜の健康を維持し、潤滑剤の分泌を促進する役割がある
そのため、エストロゲンの減少により、膣粘膜が乾燥していくのが原因である
膣粘膜の渇きは、不快感や痛みを伴うことがあり、性交時の不快感や痛み、かゆみ、出血の症状が出やすくなる
また、膣感染症のリスクも増加することもわかっているのだ
膣粘膜の渇きは、尿道の周囲の組織も影響する可能性がある
これにより、尿失禁のリスクが増加するとも言われている🤔
そして、膣粘膜の渇きは性生活にも影響を与えてしまう
乾燥した膣粘膜は性交時に痛みを引き起こすことがあり、これが、更年期世代のセックスレスへつながっていくと考えられているのだ
※セックスレスに関しては、わたしはこれが原因だとは思っていない
膣粘膜の潤いは「女性ホルモン」が関係していることはわかっている
では…
「女性ホルモン」は、どうやってつくられているのか?
材料がなければ、体内でホルモンはつくられない
その材料は?
どのようにして、女性ホルモンはつくられているか?
ということを知らない人が大半だ
このあたり、先日、インスタライブを開催した時に、元医療従事者で臨床検査技師のJURIさんが話してくれた
詳しくは、以下の動画から↓↓↓
上記のインスタライブでも語っている通り、
「 自分のカラダのことを知ろうとしない人が多すぎる 」
前講師の助産師も同じことを話していた🤔
「 病気になり、当事者になってから、初めて自分のカラダのことを知ろうとする 」
だけど、それでは遅いのだ
なぜ、女性ホルモン分泌が低下していくのか🤔
それは、年齢的なものではない
もしかしたら、あなたも「 年齢だから? 」と思ったかも知れない
しかし、実は、更年期以前の食生活が鍵を握っているのだ
ちなみに、それに気づいている人はほとんどいない
▶︎膣粘膜は「あなたが日々食べたものでつくられている」
そもそも、なぜ「渇き」という現象がおこるのか🤔
それについて、あなたは考えたことはあるだろうか?
更年期になると、『ドライシンドローム』(乾燥症候群)と呼ばれる症状を引き起こしやすくなると、先ほど記載したが
✅肌の渇き
✅口の渇き
✅目の渇き
✅膣の渇き
わたしたちのカラダはまず、何からつくられているかを考えてみるといいかもしれない
わたしたちのカラダは「 日々たべたもの 」でつくられている
そして、「 女性ホルモン 」もまた、「 日々たべたもの 」が原材料となって作られているのだ
『 ドライシンドローム 』を引き起こす原因は『 あなたの食生活 』が原因
ほとんどの人に、『 食生活の見直し 』を伝えても耳を塞いでしまう
それはなぜかというと、「 今の食生活に満足しているから 」だ
人は、その生活に慣れてしまうと「 変化を嫌う 」生き物
だから、「 その生活が本当はカラダに良くない 」とわかっていても、変える勇気がない
変化を嫌うため、一向にその症状がよくならないのだ
では、なぜ、その悩みを相談してくるのだろうか🤔
「 食習慣以外で改善できる方法はないか?」を、模索している人たちばかりだから、フェムテック製品が売れる
という構図が出来上がっている
▶︎フェミニンケアをはじめたら「 おりもの 」がなくなった
わたしの本科のスクール卒業生が、「 わたし、フェミニンケア専用オイルを取り扱うことになりまして 」と、その製品をプレゼントされたのだが🤔
そのオイルは日本製で、オーガニックコスメ認証であるエコサート認証を取得していた
そして、その製品の説明を聞いて、わたしは驚いた😳
「 フェミニンケアをはじめた20代の子が、おりものが減ったんですよ。すごくないですか? 」
おりものは、なぜ分泌されるのか? を彼女は知っているのだろうか
そして、わたしに「 このオイルを使えば、先生もおりものの分泌量が減って、楽になりますよ 」と言ってきたのだ
知識なく、その製品を扱い、そして、その説明で他の方に製品を勧めていると思ったら「 無知は罪 」だと思った瞬間だった
そもそも、おりものとは?
おりものは、膣内から分泌される体液のことで、膣内の細胞の自然な脱落物、粘膜の分泌物、そして子宮頸管からの分泌物で構成されている🤔
おりものは膣を清潔に保ち、膣内のバランスを維持するのに役立っている
また、性交時の摩擦を軽減し、精子の移動を助ける働きを担っている
女性の月経周期やホルモンレベルの変化によって、おりものの量や性質が変化することがあるが、排卵期や月経前後におりものの量が増えることも知っておかなければならない
おりものは、女性の身体が健康であることを示す指標の一つなのに、そのおりものの分泌量が減った⁈
これは一大事なのだ
そのことに気づいていないことに、わたしは恐怖を感じた🤔
これらを踏まえて、「 フェミニンケアオイル 」は今、フェムテックブームで参入すれば「 売れる 」と思って、商品を取り扱う事業主が本当に多い
製品を頂戴している立場で申し訳ないのだが、その製品を実際一度も使っていない
知識を持つ立場として、その知識量で説明されて、製品を使うだろうか🤔
他のスクール生にも、その製品を紹介していたらしいのだが、誰一人購入していない
それ以来、そのスクール卒業生とは一切連絡を取っていない
▶︎カラダから出る分泌物はすべて、「日々たべたものでつくられている」
本科スクール生(卒業生)を含めて、全員「わたしたちのカラダはたべたものでつくられている」ということを知っている
それは、わたしが考案した『食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎』メソッドを3ヶ月間体験しているからだ😌
このメソッドは、わたしが40歳の時に考案したダイエットメソッドである
ダイエット=痩せる
という考え方ではない😌
ダイエットの語源は Day Eat (日々食べたもの)でわたしたちのカラダはつくられている
Bioeatは Bio(オーガニック)とEat(食べる)を組み合わせた「造語」だ
更年期真っ只中のわたしが、食生活を見直し、更年期症状を緩和することができたことを機に、多くの方にお教えしている「健康なカラダづくりのための食生活を見直すためのメソッド」である
3ヶ月間のチャレンジで、カラダの変化を体感してもらうのだが、スクール生の8割が同じことをわたしに話してくれている😌
「食がいかに、健康のために大事なことだっていうことが、改めてわかりました」
「今まで、食をおろそかにしていました。これからは、食を正し、健康なカラダづくりを続けていきます」
特に医療従事者の方々が、「食の大切さ」を理解してくれた
わたしたちのカラダから出ている「分泌物」も「日々たべたものでつくられている」ことに気づいている人は、どれくらいいるだろうか🤔
例えば、おりものや生理、汗、頭皮、口臭など
すべては「日々食べたものでつくられた臭い」である
分泌物の色や粘りも同じことが言えるのだ
分泌物を見て、自分が健康かどうかを知るきっかけにもなる
見えない部分から出されている分泌物で、自分の食生活が正しいのかどうかも判断することができる
実際、わたしのスクール生の中には、「Bioeatの食生活に変えたら、おりものの臭いがなくなりました」という声もある
全ては「食」なのだ
健康の土台づくりは「食」を見直すことから行わなければならない
土台を作らずに、表面ばかりケアをしても一向に悩みは解決できない
そして、そのことに耳を傾けず、楽できるケアばかりを推奨する事業者が目立つことに、わたしは憤りを感じる
前講師の助産師の言葉は、今でもわたしの耳に残っているのだが🤔
「当事者にならないと、調べようとしないし、知識を得ようともしない」
農薬大国・食品添加物大国・不妊大国と言われる日本で、消費者がその真実に向き合わずに、楽して健康になりたいという欲求を満たすための製品ばかりが目立つ
あなたの今のカラダの状況は、過去に続けていた「食生活」の積み重ねでつくられたカラダなのだ
そのことに向き合わず、更年期の症状を悪化させ、我慢し続けていること自体がおかしな話なのだ
正しい知識は、あなたの健康を左右するだけでなく、あなた自身の未来を変える
更年期という10年間は、あなたにとって「正しい知識を身につける」時期でもある
その知識を持って、老年期を健康に過ごしてほしいと願うばかりだ😌
佐方ともみ
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師
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