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【告白】わたしは、過去に出会った人たちの顔や名前を覚えていない

女性ホルモンは、人生そのものだ

人生とは、出会いと別れを繰り返しながら、自分が信じた道を進み、そしてこの世に何かを残して一生を終えるものである

その人生の中で、この世にあなたが生まれてきた意味を見つけ、それを後世に伝えていくことができるのだろうか🤔

過去の投稿でも綴った話だが、『更年期』は幼少期から性成熟期までの約45年間あなたが培ってきた人生経験によって症状に強弱が出る

そして『更年期』という10年間は、今までの人生を見つめ直す時間でもある

女性の一生について綴るとどうしても『更年期』にフォーカスされがちだが🤔

思春期や性成熟期に出会った人たちとの人間関係は、『更年期』の症状に強弱が出る要因の1つではないかとわたしは考えるようになった

わたしもまた『更年期』10年の真っ只中である

自分の今までの過去を振り返り、見つめ直し、その時の人間関係を思い返しながら、日々Blogを綴っている😌

だが、正直な話、過去の話はすでにわたしの頭の中から、消えている

それはなぜかというと、自分にとって必要のない情報だからである

ここだけの話、過去に出会った人たちの顔や名前を覚えていない

覚える必要もない情報だからだろう

果たしてそのような状態で『更年期』10年で自分を見つめ直し、認め、許し、愛することができるのだろうか🤔

自分の考えを今日は綴ってみようと思う😌




▶︎慢性疲労症候群が引き金で、『わたしは過去を思い出せない』


最近の話だが🤔

数年振りに見知らぬ名前の人からLINEで連絡をもらった時には、どのように返信しようか悩んだ

LINEから連絡が来るということは🤔以前LINE交換をしているということになる

そして、全く思い出せない

自分にとって大切な人であれば、覚えているだろう😌

だが、全く覚えていない

健忘症では🤔?と思われるかもしれないが、脳は不要な情報を排除していく機能が備わっている

その人とは、何か縁があってつながったのだろうけれど、今では縁がない人なのだ

脳がそう判断しているのであれば、連絡は取る必要はない

性成熟期に出会った人の大半の顔と名前を覚えていない

思い出したくない過去が多いからかもしれない🤔

思い出したくないものを無理やり思い出す必要はないのだが、自分が記憶している性成熟期の頃の自分についてnoteに綴っているのも、またおかしな話だ

このBlogを綴りながら、ふとAERA dot.で面白い記事を見つけた🤔

「忘れる」ということは悪いことなのか? 多くの人が、「忘れるのは悪いことで、できるだけ忘れないように努力しよう」という前提で話をしているように見える。しかし、最新の脳科学が明らかにしたのは、「脳は記憶を積極的に消すための機能を持っており、記憶を消すために多くのエネルギーを使っている」という事実である。

それはなぜか? 忘れなければ新しい記憶を得ることができず、記憶をもとに思考を深めていくこともできないからだ。

また逆に、必要のない記憶を忘れることができなければ、あなたがあなたであるための最も重要な記憶、自分の生い立ちや家族のこと、自分の仕事や友人のこと、これらを忘れてしまう危険性が高まってしまう。忘れることは、実は脳の持っている重要な機能の一つだったのである。

「記事を読んでもすぐ忘れる」は大正解! 脳専門医による「忘却こそが新たな記憶の獲得法」の真意

わたしは26歳の時に、『慢性疲労症候群』と診断され、会社をクビにされ、上司に裏切られたと思い込み、鬱を発症した

その時のストレスは相当なものだった

特に、自分が信じていた上司に裏切られたという悲しみから、その記憶を忘れるために、約5年間の記憶がスッポリ抜け落ちている

だが、5年後に上司と再会し、和解したことで少しずつ記憶を取り戻すことができている😌

自分にとって、26歳の頃のわたしの辛い過去は『必要のない情報』であり、『忘れていい情報』ということになる

そして、わたしは幼少期の記憶もほぼない

noteに幼少期の頃の話を綴っているが、断片的に覚えている記憶を頼りに綴っている

当時の友人の名前と顔すら覚えていないし、思い出せない

もし、どこかの街で声をかけられたとしても、思い出せないだろう

それくらい、わたしの幼少期時代の記憶は『人生にとって不要な情報』ということなのかもしれない

自分にとって必要な情報がどんどん『上書き保存』され、記憶の中から抹消されていく

悲しい話のように聞こえるかもしれないが、わたしの脳が『それを求めている』のであれば、抗わずにそれに従うまでのことなのだ

もしかすると🤔

『慢性疲労症候群』は、わたしの思考を変えるために必要な『病』だったのかもしれない


▶︎メンタルとマインドの低い小中学校時代


個人事業主になって9年目

メンタルとマインドをこの9年間で鍛え続けてきたため、『あなたは強いのね』と言われることも多い

強くなければ、女ひとり、現代を生き抜いていくことはできない

その厳しさは、高校時代から実は学んでいる

田舎生まれの田舎育ち、ひとりっ子ということもあり、かなり甘やかされて育てられてきた

静岡から千葉へ転勤で引っ越してきたこの街で、最初に感じたことは

『暗い街』

縁もゆかりもないこの街で、これからの人生を過ごしていくのかと考えただけで、当時11歳のわたしは恐怖でしかなかった

小学校5年生から中学校3年生までは、わたしにとって『黒歴史』でしかない

わたしにとってその情報は必要がないから『思い出せない』

駅で、中学校時代の同級生らしい人が声をかけてきた
顔も名前も一致しないため、挨拶だけで済ませてしまった

なぜ『思い出せないのか』

その答えを、あることがきっかけで思い出すこととなる

中学校時代の卒業アルバムを開いた時のことだった

卒業アルバムの最後のページをめくって、思い出してしまった

同級生がわたしに宛てたメッセージ

『街で見かけても、声をかけないでください』

この言葉が、『思い出さなくていい記憶』として消去されていたのだ

その数十年後、そのメッセージを書いた同級生に偶然駅で遭遇した

メッセージ通り、『声をかけなかった』

中学校時代の同級生は、誰一人『わたしにとって縁のない人』なのだ

卒業以来、わたしは母校である小中学校へ一度も足を運んだことがない

わたしが今住んでいる場所は、その小中学校区域なのだが、中学生を見るたびに、思い出すどころか消えていくのがわかる

あの頃の自分が嫌いだった

メンタルもマインドも低い、お嬢様

あの頃の自分を思い出してしまう引き金は、『見たくない過去の物』を開けて見てしまうこと

小学校や中学校の卒業アルバムを破棄すればいいだけのこと

だが、どうして捨てられないのか

わたしにはその時はわからなかったが、今はわかる

『更年期』の真っ只中で、『見たくない過去の物』を開いたということは、『自分の過去を振り返る』ために必要な物だった

ということにつながるのではないだろうか

そして、その過去をようやく受け入れることができるメンタルとマインドが備わったということにもつながる

小中学校時代の卒業アルバムの役目はようやく終えようとしている

役目が終わったので、焼却しようと思う😌

もう、わたしには『必要のない情報』なのだから



▶︎思い出せない記憶


離婚届を出して間も無く1年が経とうとしている

わたしの脳はどうなっているのか🤔

元旦那と住んでいたマンションの記憶が『ほぼ無い』

どんな住人が住んでいたのかさえ、わたしはほぼ覚えていない

街で声をかけられても、わからないレベルになっている

わたしより、記憶力のなかった元旦那は、住みはじめた当初から近隣住民の顔を覚えていなかった

あの人は誰?

彼にとって『必要のない情報』だから『覚えていない』ということだろう

仕事において、昨日の会議の内容や、さっき見た新聞記事で取り上げられていた世界経済の動向など、全部覚えていられたら便利であろう。そして、今日一日のスケジュールも全て頭に入っていて、仕事をてきぱきこなしていく。そんな人がいたら、一見「できる」ビジネスマンのように思える。しかし、これらは手帳や会議の議事録を見直したり、ネットで調べたりすればすぐに獲得できる情報であり、基本的に忘れてもいい記憶なのである。

 むしろこの人は、不要な記憶を保持することと引き換えに、最も重要な「よく考えること」ができていないおそれがある。実は「よく考える頭のいい人」ほど不要な記憶を忘れやすく、その分新たな記憶をどんどん取り込める可能性があるのだ。

「記事を読んでもすぐ忘れる」は大正解! 脳専門医による「忘却こそが新たな記憶の獲得法」の真意

夫婦生活6年間の間に、彼から教わったことは

『いらない情報は抹消すること』だった

きっとこのままいけば、以前どこに住んでいたのかすら思い出せなくなるだろう

当時住んでいたマンションの前に住んでいた2DKのアパートのことはよく覚えている

それもそのはず、『性成熟期』真っ只中の24歳〜40歳まで16年間、住んでいたアパートだからだ

そして、統合失調症で入院している母と生活を共にしてきたアパートだから、思い入れが強いのかもしれない

母が入院をし、元旦那が転がり込んできて2年間共に住み、あのマンションへ引っ越しをしたのだ

正直な話、夫婦生活6年間のうち最初の2年間がいちばん幸せだった

あのアパートにずっと住んでいればよかった…と思うこともあるが🤔

あのマンションを選んだのは、わたし自身😌

4年間、あのマンションに住み、楽しかった思い出も全て『わたしの記憶から消えていく』

これでいい

わたしは、もう次の未来に向かって歩み出している
だから、忘れていいのだ

忘れてもいい記憶を「きちんと」忘れること、これこそが脳を柔軟な状態に保つのに欠かせない。忘れることは、新しい情報を記憶として取り込み、自分の頭で考え、人間として進化していくために最も重要なことだったのである。

「記事を読んでもすぐ忘れる」は大正解! 脳専門医による「忘却こそが新たな記憶の獲得法」の真意


▶︎『更年期』世代に必要なこと


『更年期』の10年は過去の自分と向き合い、見つめ直し、受け入れ、許し、愛する10年間であると、わたしは綴った

受け入れ、許すことができたのであれば、『その記憶を抹消』することである

それは、これから先の人生において『忘れていい記憶』だからだ

過去を振り返るとどうしても、怒りや苛立ち、悲しみなどが襲いかかってくると思う

だが、それを乗り越えなければならない『試練の10年間』だと思ってみてはいかがだろうか

そして、『過去の出来事に執着』する必要もない

わたしの人生において『性成熟期』という18歳〜38歳までは人生どん底最悪だった

その20年間の過去を認め、許し、受け入れたことで『更年期』の症状が悪化せずに済んでいる😌

『いらない記憶』を消し、『これから先の未来』のための情報を脳に記憶させていけばいいのだ

これができるかできないかで、『更年期』後の人生が大きく変わると私は考えている🤔

顔と名前が一致しない人物が、わたしの記憶上大勢いるが、『互いの役目』を終えているから、思い出せないだけだ

『過去という辛い時期の記憶』という開けてはいけないパンドラの箱を開け、全てを受け入れることは、容易なことではない

過去を受け入れ、認め、許し、愛することで何が得られるのか🤔

ギリシャ神話にも登場する『パンドラの箱』

ギリシア神話で、ゼウスパンドラに渡した箱。あらゆる悪・不幸・禍を封じ込めてあった。彼女好奇心からこの箱を開けたので、地上には不幸が広がり、「希望」だけが箱の底に残ったという。

コトバンク パンドラの箱

これからの人生において『未来』への希望を失ってはいけない

『更年期』世代は、これからの『未来』への希望を、脳への情報に埋め込んで欲しいと思う

わたしの脳に刻み込まれた情報は『未来』への希望でいっぱいだからだ




佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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