わたしの地頭。ちょっと変  

このところネットで、「地頭」ということば、を知った。
初めて見た瞬間、´頭突き´ の強さについてのことばかと思った。
それは、違ったようで、よかった。

「、、、だけど、地頭が良さそうだ」
「でも、地頭的には、微妙かな、、、」のようなかんじで、
ヒトを何か、評価する場面で出てくる便利なことばのようだ。
ただし、まだ、正直、良くわからない。

調べてみると、ネットの「地頭を改良する神・講座」というところでは、地頭の良いヒトには、次の特徴があるそうだ。
1、どんなことにも臨機応変である。
2、理解力が優れている。
3、教養豊かであり、引き出しが多い。
4、聞いてすぐアウトプットができる。
5、相手にあわせて、話し方を変えられる。
6、こどものころから勉強の習慣がある。
7、日常的に本を読んでいる。
8、物事の本質を見抜いている。
9、論理的に話を作れる。
10、新しいことにすぐ飛びつかず、慎重である。

ひとわたり、ザッと見た感じ、どれも微妙な感じだ。
そこで、項目ごとに、わたし自身と照らし合わせてみた。
手前味噌で、最大ゆずって、10番の項目くらいは、赤点を免れるかもしれない。
「帰ってくるまで、お風呂の掃除お願いね」
「できれば今日中、資料つくっておいてくれ」に対しては、広い視野で、漏れも含めて、時間をおしまず、十分検討する。
9番。これは、ちょっと、いろいろヤバイ。
パーソナルヒストリーや、履歴書を満足に書けたためしがない。
また、状況認識を誤ってなければ、サギの鳥にはなれない。            
8番などは、完敗だ。
こんな重量級の才能があれば、すでに出家してるか、今どきなら、横須賀の少年高等工科学校で学んでる。
7番。本には、雑誌を含めるかどうかにもよる。よそのヒトには、カミングアウトしてないが、肌色とかピンク色の多い、色彩豊かな雑誌は、なぜか、自室で良く見かける。
6番。子供の頃からそんな習慣があれば、こんな生活はしてない。断言できる。
5番。わたしの性格上、右のヒトに言うことと、左のヒトに言うことは同じ以外にない。生一本だ。酒の好みと同じ。売り切れのときはしょうがない。
4番。聞いてすぐ反応できるということなら、場合によっては良い点がとれそうだ。
「そこのお客さん、ダメだよ。並んで、並んで、、、」
「ゴラー、だれに口きいてんだー。お客様は神様じゃねえのかー。この店じゃゴミか、、、」いつでもイケル。
3番。ヒトというものは、特に教養のあるヒトは、自分のことは、言わないものだ。だから、沈黙。
引出しやポケットは、多いと、何ヵ所か開けてみたり、手を突っ込んでみてからしか、先へすすめない。
2番。理解力とは、慣れの要素が大きいと思う。慣れていれば、理解が進む。愛すべき女性にたいしては、最大限の理解を示すべきだし、無理しても、そう思われたほうがいい、と思う。
1番。これは、見た瞬間、完璧イケルと思ったんだが、、、
臨機応変とは、例えれば、雨が降ってきたら、雨の差し込む方へ傘を向けるということだろう、、、
北風なら北へ、南風なら南へ。誰でも当然のことだ。
でも、ちょっと、わたしのなかに、あまり良くないイメージがある。
最近のドラマでは、戦国武将なんか、親も子も、言われたとおりに、ハイハイ、どこへでも人質に出し、自分は生き延びようとする。
男子として全く情けない。
渡辺ケンさんとトムの『LAST SAMURAI』を見ろ、と言いたいね。

こんなことで、残念ながら、全体としては、求められる水準には、届かないもようです。
わたしは、「地頭」自主チェックにおいて、「地頭」が良いヒトには、あてはまらないという結果となりました。
以上、僭越ながら、ご報告いたします。
令和5年 初冬 吉日。



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