待っているかい

今日の疲れは、とれそうかい。
昼のほてりは、静まりそうかい。
もう過ぎたこととなってるかい。
今の君は、あのときの君とは違うのが、分かっているよね。
もう、十分なのだよ。

この頃は、暑かったり、寒かったりがちょっと激しい。
この差を受け入れられる人もいるし、
胸が苦しくなって、弱ってしまう人もいる。
田舎では、周囲の自然に、四季の変化があらわれる。
都会では、１日のうちに四季があるようだ。

旅に出たいと思う。一緒に。
瞬時に変わり続ける大自然のいぶきを、全身で浴びたい。
そして大泣きしたい。君と一緒に。
寒い季節には、菊、山茶花、金盞香(きんせんか)が咲く。
黙して、待てるかい。私と一緒に。