夫婦でうつになりました
こんばんは、ひまです。
前回、休職中なのにどん底へと予告をしましたが、
題名を見て、夫もうつになったから悪化したのかと思ったかもしれません。
確かにそれもあります。
でももっと現実的な問題が出てきたのです。
今回の内容は、今うつ状態がよくない方(希死念慮をもつ方)は飛ばして頂いた方がいいかもしれません。
私が休職に入り3カ月間は有給消化で、働いている時と同じお給料がもらえました。
まだその時は傷病手当金の事をあまり良く知らず、有給が終わったらお金はどうなるんだろうと、会社の人事の先輩に相談したところ、有給消化後の休職期間は1年半は給料の3分の2の傷病手当金が支給されて、その間は休職出来るから安心して休んでねと教えてくれました。
しかし有給消化後すぐに傷病手当金が支給される訳ではなく、申請が必要でその都度医師の証明もいるのです。
ですので有給消化後は、傷病手当金がおりるまでお金が入ってこないのかという不安の中、
夫が職場で強いパワハラを受け、うつになってしまい休職する事になりました。
以前から職場の悩みは聞いていたので、それほど驚きはしませんでしたが、経済的な不安が襲ってきました。
私がうつを発症した頃、長男は大学受験に失敗してしまい、浪人の道を選択しました。
どうしてもあの大学にいきたい、ごめんなさい、浪人させて下さいと涙ぐみながら長男は言ってきたのです。
今までの努力をみてきた息子に並々ならぬ決意を感じ、予備校に通わせる事にしました。
OKを出したものの、予備校費は大きな出費で貯金を切り崩しました。
私が休職してから届いた住民税の納付書の金額も高く、貯金から払いました。
固定資産税や車の税金も納めなくてはなりません。
夫もしばらく休職してその間お給料は出ていたのですが、数ヶ月たった頃、金額が激減しました。
ボーナス月には大きな金額の家のローンが引き落としになるのですが、足りずそれも貯金で払いました。
このままじゃ長男を大学に行かせるなんてとてもできない。
でも大学受験を諦めて働いてくれとも言えない。
このままじゃ貯金が尽きてしまう。ローンも払えなくなる。
当時の私は物事を柔軟に考えられず、お金が無ければ奨学金を借りるなど考える余裕もありませんでした。
回復に向かっていた私のメンタルはどんどん悪化していきました。
習慣化していた朝の散歩ができなくなりました。
外に出てもすぐに疲れて歩けません。
電車にも乗れなくなりました。
車の運転もできなくなりました。
夜は全く眠れず睡眠薬も一番強いものへ変えてもらい、最大量飲んでも2.3時間後には動悸で目覚めて、頓服を飲む毎日でした。
眠れないので体調が悪く、昼頃まで起き上がれませんでした。
昼頃やっと起きても、すぐ疲れ果ててしまい一日中横になっていました。
夜寝れないので昼寝したいと思うのですが、目をつぶっていても全然眠れません。
食欲も無くなりご飯も喉を通らなくなりました。
テレビをみるのも携帯画面をみるのも会話をするのも苦痛を感じるようになりました。
お風呂に入る体力も無ければ、洗面所で顔に水をかけることさえ強い不快感に襲われ、できませんでした。
もちろん、家事ができなくなりました。
洗濯機を回せても体と頭の中が疲労感に襲われて、干せないのです。
食器を洗おうと流しに立っても、胸が締め付けられるような圧迫感とソワソワが襲ってきてあぶら汗がでてきました。
料理を作ろうと包丁を握っても野菜をうまく切れません。
とにかく、頭が働かないので文字を読むことさえ難しくなりレシピをみても理解できず、頭が真っ白になってしまいました。
そしてある日、夫が出かけて家に1人になった私はパニックを起こしてしまいました。
恐怖で過呼吸を起こしました。
さすがに夫が私を心配しました。
どうして家で休んでいるのに悪くなっていくんだ。
夫もうつですし、私は話すこともできず苦しかったのですが、感情をうまく表現できなくなっていました。
病院にはなんとか通い、何種類も薬を変えてもらいました。
それでも合う薬が見つからず、副作用で苦しみました。
適応障害から6カ月後、うつ病と診断されました。
とにかく生きている事が苦しくなり、早くこの苦しみから逃れたいと思っていました。
周りの人を気にする余裕もなくなりました。
一日中何もできないのに、してないのに、一日中どの時間帯も焦燥感や緊張感があり、動悸、倦怠感、微熱と心も体も休まる事がなく苦痛でしかないのです。
やがて死にたいして願望がでてきました。
物事の判断がつかず、思う事は悪い事ばかりで私が私でなくなっていきました…。
今回はここまでにしたいと思います。
凄く暗い話になってしまい、申し訳ありません。
うつ病の症状と言っても、すべての方に同じような症状が出るわけではありません。
一個人の症状ですので参考までにして頂ければと思います。
次回はそんな私に光をくれた存在について話そうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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