子供を絵本好きにさせる5つのステップ
・読み聞かせが大事なのはわかっている
・どのように読み聞かせたらいいのかわからない
・何を読ませたらいいのかわからない
こんにちは、“ふぇいはやと”です。
絵本などの読み聞かせが
子供にとっていいのはわかっているけど、
どうやって読み聞かせすればいいのか
よくわからない。
そんな方へ、
今回は子供を絵本好きにさせる
5つのステップについて紹介したいと思います。
◎子供が絵本好きになると身につく能力
コミュニケーション力、想像力、自発性、道徳心、親切心、集中力、好奇心、探究心、価値観、自尊心。
絵本によって子供は自己肯定感があがります。
◎絵本好きにさせる5ステップ
■ステップ1 絵本を使って子どもの認知を高める
絵本を読み聞かせる、というよりは、
絵を見ながら子供話しかけることを
意識してみてください。
「これはバナナだね。」
「鳥さんがお空を飛んでいるね」
など絵本の絵を見ながら、
そのままの状態を
子供に話しかけるように伝えると
子供は興味を示してみて聴いてくれます。
絵本1冊読もうとして、
途中で子供が飽きてしまっても
問題はありません。
飽きてしまったらまた次の日に
読み聞かせすればいいです。
毎日繰り返し行うことが大切です。
★ ステップ1の絵本
○いないいなばあ 松谷みよ子作 童心社
○やさい 平山一子作 副音館書店
○あーんあん せなけいこ作 副音館書店
など
■ステップ2 繰り返しを楽しむ
絵本に10秒以上集中できるようになったら
このステップ2へ進みます。
ステップ2では、
絵本のストーリーではなく
同じフレーズをリズムカルに繰り返す
ことが大切です。
例えば、おおきなかぶという本。
「うんとこしょ、どっこいしょ」
の繰り返しです。
こうした繰り返し出てくるフレーズによって、
リズミカルになり、
子供が絵本の世界に入り込みやすくなります。
★ステップ2の絵本
○おおきなかぶ A.トルストイ作 副音館書店
○はらぺこあおむし エリック・カール作 偕成社
○たまごのあかちゃん 神沢 利子文 副音館書店
など
■ステップ3 少しずつストーリーのあるものに慣れさせる
好きな絵本に関わらず
どんな絵本でも最後まで集中できるようになったら
このステップ3へ進みます。
このステップでは子供の絵本環境作りとして、
絵本の時間だということを子供に意識づけることが
大切になります。
例えばお風呂から出て寝る前の時間を
「絵本の時間」と決める。
子供たちの気持ちを落ち着かせて、
本を読む体制、つまり集中できる状態に
なるよう促せば、
子供もリラックスして絵本の世界に
入ることができます。
★ステップ3の絵本
○11ぴきのねこ 馬場のぼる作 こぐま社
○おおかみと七ひきのこやぎ フェリクス・ホフマン絵 副音館書店
○たけくらべ 樋口一葉作 童心社
など
■ステップ4 モノクロの絵本で言語理解力を鍛える
物語を最後まで読めるようになってきたら
このステップ4へ進みます。
子供の表情に注目し、
集中できているかどうかを観察することが
大切です。
モノクロというわずかな手がかりと言葉だけで
内容を把握できる言語理解力が養われているかを
確認します。
★ステップ4の絵本
○エンソくんきしゃにのる スズキコージ作 副音館書店
○はなをくんくん ルース・クラウス文 副音館書店
○ちいさなねこ 石井桃子作 副音館書店
など
■ステップ 5 いよいよ絵本レッスンの総仕上げ
モノクロ絵本でも集中して
最後まで読み切れるようになったら
素話に挑戦します。
素話とは、子供に絵を見せることなく
本を読み聞かせることです。
手がかりのない状態で、
最後まで集中して聴ける、
聴いた内容をきちんと理解できているかを
判断します。
◎子供が絵本好きになる環境作り5つのチェックポイント
■ポイント1 子供は隅っこが大好き!
子供がとれるくらいの低い棚を用意
部屋の隅っこに絵本コーナーを設置
■ポイント2 絵本棚にはとっておきの5冊を!
たくさんの絵本をおくと出しっぱななしの原因に
最大に5冊を目安に
季節ごとに入れ替えよう
■ポイント3 家族の絵本ルールを決める
絵本を読む時間を決める
合図を決める
■ポイント4 絵本の時間は音に注意する
テレビやラジオはできれば消す
■ポイント5 読み聞かせの時は子供と同じ方向で
子供の背中と自分の胸を合わせることで、子供が精神的に落ち着く
これから絵本を読み聞かせる方に
少しでも参考になれば幸いです。
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