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■組織不正は組織で「正しい」という判断で行われ「社会的雪崩」に至る『組織不正はいつも正しい』







『組織不正はいつも正しい』を読みました。





今まさに、日本を代表する
自動車メーカーが不正で揺れています。

にとどまらず、過去を振り返っても、
「え、この会社が!?」と思う大企業、歴史ある企業の
不正が立て続いています。



その構造を俯瞰して考えるのに最適な一冊でした。



部分最適は全体最適につながらない。
こちらの正義とあちらの正義は違う。



それが組織が歴史を重ね大きくなっていくと、
雪だるま式に巨大な不正になる可能性があるということ
と理解しました。



著者の指摘する

「社会的雪崩」(social avalanche)
-個人の「正しさ」の追求は、かえって個人、組織、社会を
 次々に瓦解させていくことでもあるのです。
 それはまるで、雪崩が起きる現象に近い

には考えさせられました。



まさに、

地獄への道は善意で敷き詰められている。

信念を持ちつつも、
常に"異見"に耳を傾けることが大切ですね。


※備忘録は
前川孝雄のはたらく論



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