もんんんのすごく柔らかいところにある、性。
性について脳内思考レベル世界第四位で日々考えているわたしは、みんなにも色々な話を聞いてしまいます。
性と言っても、そんな大層なことではなく、
「脱毛してる?」とか、「生理のとき、どうやってパートナーに伝える?」とか、「実はこんなことがあってさ」とか、ガールズトークがほとんどです。
映画やドラマのキスシーンを見ていると、やたら気まずい雰囲気が流れる、いわゆる普通の家で育ったわたしは、「男女のイチャイチャは悪いこと」と思ってきました。
生理用品は棚の中に隠すべきものだし、痴漢に遭ったら身だしなみを正され、父親がいる時の夕飯は豪華! という、普通の家庭で育ち、
あるものをないモノとして蓋をして、キラキラの恋愛に憧れて生きていたような、そんな人間だったわたしは、女性の性はおろか、自分の性もほぼ知りませんでした。
男性の性? そんなこたぁ皆無でしたよ。皆無。
そんなわたしに最高のチャンスが訪れたのは、今から数年前のこと。
当時お付き合いしていた彼とコトを成そうとした時、それは起きました。
お勃ちにならない。
何度試しても、お勃ちにならない。
目を瞑り、一人で頑張っていると勢いは出るのですが、いざ、わたしを前にすると、やんわりとなるのです。
今まで、男性の下半身を目にする時、それは大体スペシャルな状態だったワケで、通常の状態にほとんど出くわしたことがなかったわたしは戸惑い、傷付きました。
別にセックスがしたかったワケじゃないのです。
ただ、女性として否定されたように感じ、愛されていないという不安の方が遥かに大きかったワケです。
でも、なんで?
男性が勃起して射精することが女性としての自信に繋がるの?
男性に求められることで、愛されている自信になるって、どういうこと?
いやいやいや、
なんか違うだろっっっ!!!
そんなに期待したら、男性側も負担だわっ!!!
しかも、
わたしは男性が勃起や射精しなくたって女だし。
男性が勃起や射精しなくたって、
たとえ世界中から嫌われたって、
わたしはわたしが愛してるしっ!!!
フー。
ちょっとヒートアップしちゃったゾ☆
まぁ、そんなことから、性について知りたい! 学びたい!! みんなの性について教えてプリーズ状態なわたしは、つい色々、人に話しちゃうワケなのです。
長い歴史の中で培ってきた文化としての性も面白いし、海外と日本の性のトリガーポイントや性教育についても興味深い。(最近読んだ三島さんのnoteの記事です。オランダの性教育について。好意を伝える行為の一つにハグがある文化は違いますね!)
そんなわたしの日頃の研究発表を喜んで聞いてくれる人もいれば、怒り出す人ももちろんいます。
でも、
それから、みなさん、そっと、時には前のめりで、ご自身の性について話してくれるのです。
それはとっても深い部分にあって、柔らかくて、敏感で、優しくて、ほわほわのフワフワで、繊細なんですけど大胆で、
物凄いパワーを感じずにはいられません!!!
性って、なんなんでしょう???
わたしにはまだわかりませんが、この柔らかくて優しくて熱を帯びた部分は、どれだけの月日や経験を経ても、変わることなく存在し続けることなのかな、と、今は感じています。
みなさんの一日が、今日も健やかでありますように~
▼ ポルノ依存症奮闘記。絶賛連載中~
▼ ポルノ依存症の元パートナーとして、経験を踏まえて真面目に書いています。有料になりますが、よろしければ是非!
「性、ジェンダーを通して自分を知る。世界を知る」をテーマに発信しています^^ 明るく、楽しく健康的に。 わたし達の性を語ろう〜✨