聖域となってしまった教育費が子供に与える悪影響
とても考えさせられる記事を読ませていただきました。
こちら👇(ありがとうございます)
「高学歴親は要注意?」
私は高学歴ではないのですが、この動画で「高学歴親=大学を卒業している親」と言ってました。それならあてはまります。
そう思って動画を見ていると、
「いやー、私のことですか?私の子育て見てました?」
心当たりがたくさんありました。(変な汗かきまくり)
「子の習い事がきっかけで子供の可能性が広がるなら」
そう思ってサール君(仮名・長男大1)が小さい頃はあれこれやらせました。公文も行かせましたよ。
「小学校の授業参観でうちの子だけが定規を持っていない。となると、大丈夫?と思って子供に指導する」
ええ、小学生の頃はランドセルの底からプリントを掘り出して、お便りも持ち物もチェックしてました。
子供の可能性を広げるために
子供の出来ないところを何とかするために
それが子供のためになる。と思って、習い事や塾、スポーツ、いろいろとやらせました。もう大きくなったので、過去の話となりましたけれど。
特に考えさせられたのはココです。
「親が子供にお金をどんどん投入することはデメリットである」
え?そうなの?愛情よ。
「子供に「これが欲しい」と言われて、それが子供のためになると思ったら無制限にお金を投入するのが当たり前となっている」
うちは、そこまでお金がないから「無制限」では無かったですが、言われてみれば「全力」で投入してました。
「そうすると、子供が大人になって、欲しいものを何としてでも手に入れる。例え、消費者金融に借りてでも。という発想になることがある。」
そう言われてみれば、サール君は一人暮らしをしてますが、かなりお金を使っています。「必要だから使う」という感じを受けます。4月から定額の生活費で一人暮らしをしていますが、オーバーしている月もあります。(通帳に万一に備えてあらかじめお金を入れてあったので、オーバーが何とかなる)「必要だけど、お金のことがあるから、工夫する・やめておく・考え直す」に気づいたり、考えてくれてるといいな。
家計管理では「教育費が聖域化されると問題だよ」と考えています。「子供のため」と思ったら、際限なくお金を投入してしまう。すると、教育費が聖域化されてしまうので、支出が大きくなり家計を圧迫してしまうからです。
遊興費だと「節約しましょうか。回数を減らしましょうか。」
旅行だと「行き先を近場にしましょうか。」
など考えやすいのですが、「こどものため」と聖域化されると「ここまで」の線が引きにくくなります。我が家もありました。
それが、子供側へも「欲しいもの、やりたいこと、を制限なく手に入れる」という悪影響となって伝わってしまうことがあるのですね。
なかなかに考えさせられました。
お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。