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第二大臼歯萌出は初潮のサイン

(シモの話が苦手な方は読み飛ばしてください)

娘トラに初潮があった。
心身共に夫の性質を色濃く受継ぐトラだが、婦人科系に関しては母親に似るとも聞くのでそろそろかと気にはしていた。
確か私の時が13歳になった直後だったからだ。

初潮が来ると女子の身体は妊娠出産モードに切り替わり、骨(身長)や脳(学力)まで手が回らなくなるという。
遅すぎるのも心配だが、チビの家系ゆえ出来れば1日でも1ヶ月でも遅く来て欲しい・・そんな思いから、トラにはテスト前でも10時には寝るよう口やかましく言ってきた。

その母の願いも虚しく、トラが13歳となり2ヶ月目のある日お客さん(死語?)は突然やってきた。
月齢は私の時とほぼ同じ。
母親に似るというのはやはり本当だった。

兆候らしきものはあった。
中学入学以来、身長の伸びが鈍化していたこと。
体重を気にする割に、掃除機みたいによく食べるようになったこと。
これまでの逆ギレや口答えに加え、私をいちいち批判してくること。(思春期女子あるある)
それから、初潮の少し前に第二大臼歯(12歳臼歯)が1本生えてきたこと。

この第二大臼歯萌出は第二次性徴開始のサインと言われ、内科医は知らなくても歯科医なら誰でも知っていることなんだそう。(歯科医師国家試験に出るとGReeeeNのメンバーも言っていた)
しかしまさか1本目で到来するとは思わず、もう少し先だろうと油断していた矢先のことだった。

ちなみに私の中学時代の成績は、女子の学習臨界期説のお手本そのもの。
今のトラと同様、中1時にはトップ校も夢じゃないと言われたが、初潮を迎えると同時に成績は下降の一途を辿り、結局進学できたのは何ちゃって進学校だった。

わが子にトップ校を推奨したくないと言いつつも、そんな自分の過去を思うと成績の下降曲線まで母に似るなよと願ってしまう。
つくづく親とは身勝手な生き物なのである。

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