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コロナストレスを感じているなら今すぐ瞑想を! (初心者のための瞑想方法も掲載)


みなさんヨガしてますか〜?

こんにちは、ヨガ研究家/ヨガインストラクターのアベフミカです。

世界中が大変な時期ですが、皆さんの「心の状態」はどうですか? ご自分と対話する時間を持てていますか?

自粛生活が長引き、安心して外に行けないことによるストレスや、将来への不安や心配、自分も感染するのではないか?もしくは、既に感染しているのではないか?という目に見えないウイルスへの不安、、、挙げ出したらキリがないくらい、それぞれが大変な状況に中にいるのではないでしょうか。

そしてそれと同時に、日々の生活の中での楽しいことが制限されているし、「なんだかQOL(Quality of Life:人生の質)が低下している…」と感じている方も多いと思います。私もその一人です。


そこで今日は、

コロナによるストレスに打ち勝ち、QOL(人生の質)を高め、日々を少しでも有意義に楽しく過ごす方法を紹介します。


ズバリ、、、その方法が「瞑想」です!!

(ヨガと瞑想が別々に語られることが多いですが、実は瞑想はヨガを構成する要素の一つなので、「瞑想」することもヨガなのです。)

では、なぜ瞑想が今の私たちにピッタリなのかというと、、、

ある研究によると、瞑想をするだけで私たちのメンタルヘルスは向上し、QOLをも高めてくれるということが明らかにされているからです。

瞑想は、意識や注意を集中させ、頭や心の動きを静止させる。または頭や心の動きをあるがままに観察することです。 

したがって、道具は一切いらず、今すぐに室内で、ステイホーム中に実践することができるのです! また、練習は必要ですが細かい技術も必要ありません。素晴らしい〜♡


ちなみに瞑想に関しては、昨今世界中で様々な研究が行われています。瞑想を継続することによるメンタル面への効果、身体面への効果、瞑想による脳の変化などが明らかにされつつあります。

(詳しいことは今回の記事では省略しますが多くの文献によると、瞑想による効果は、中枢神経系のストレス反応や、自律神経の一種であり緊張時に有意になる交感神経系の活動が抑えられ、自律神経やホルモンのバランスが調整されることによるものとされています。)


では次に、

実際に初心者におすすめしたい瞑想方法を2つ紹介したいと思います。

実際私も瞑想に苦手意識があり、日々様々な方法を試行錯誤しているのですが、その中で簡単に実践出来るな、と感じたものを紹介します。

ー1ー  「ボディスキャン」

一つ目は、「ボディスキャン」と呼ばれる方法です。名前の通り、ボディを自分の意識でスキャンしていくものです。

☆ゆっくり10分かけて身体全身をスキャンしていきましょう。

①まず仰向けになって、不安がなければ目を閉じましょう。

②意識を自分の両足に向けていきます。そのまま意識は足首を通ってスネ、膝、太もも、お尻、と順に意識を頭に向かって移動させていきます。

③意識を上半身へと移動し、顔、さらには意識が頭のてっぺんに。意識が頭のてっぺんのまま、そこで深〜く長〜い呼吸を繰り返す。 

以上です!全身のスキャンが終わる頃には呼吸は静かに深まり、心に平穏があることを感じることができます。


ー2ー  「歩く瞑想」

二つ目は、歩きながら意識を集中させていく歩行瞑想です。

☆室内、屋外問わず必ず周囲の安全を確認してから行うようにしてください。

①まず身体に余計な力を入れず、楽に立ちます。

②いつも通り、ただ歩き出しましょう。そしてこの時に、左足が一歩前に出る時は「ひだり」、右足が一歩前に出る時は「みぎ」と唱えながら延々と歩いていきます。

③余裕が出てきたら、足にかかる重心や歩行のペースにも意識を向けながら。

以上です! 自分の家の中をグルグル歩き回るのもいいですし、公園などを歩き回ってもいいと思います。

ふと、頭が空っぽの時間があったことに気づくことができると思います。


どちらの方法をしても、雑念が湧いてきたり、集中が切れて気が散る瞬間が必ず出てきます。

そんな時は決して焦らずに!もちろん自分を責める必要もありません。

気が散っている自分自身に気付くだけでも十分です。

そして、瞑想力も筋力を同じで、練習して徐々に培われるものなのです。それを知った上で、少しずつ練習を積み重ねていけばOKです!!


では、最後まで読んでくださりありがとうございました♡

皆様にとって明日もステキな1日でありますように。


(2017 Gurjeet, Sujata et al.  Cross-sectional analysis of health-related quality of life and elements of yoga practice)



日本ではまだまだヨガの学術的な研究は少ないです。今後の研究活動のためにも、サポートよろしくお願い致します。