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猫のいるシェアハウス・ゲストハウスをつくろう!

子供の独立、久々のひとりぐらしをすることになったわたしの自宅は、経営する会社の事務所と兼用の戸建です。ここで重大な訂正!じつは、

ひとりぐらし、ではなくて猫さんたちも一緒です。

2月22日、スーパー猫の日にあわせて書きたかったのですが、昨日まで忙しくしており、残念ながら間に合わせられませんでした。
うちには元保護猫のダイスケ(12歳:クロネコ:男の子)トビ(11歳:キジトラ:男の子)こうた(1歳:キジトラ:男の子)がいます。

黒猫のダイスケ

は長男が小学生の頃に、近所で見つけてきました。兄妹にゃんことあわせて5頭、生まれて数週間ぐらい、葬祭場の駐車場に棄てられていたのです。
車があまり停まることがない場所ですが、危ないしとっさに保護。当時は10歳の三毛猫、ミケがいたので、ひとまずひと部屋を子猫用に確保し、しばらくして4頭に里親さんのご縁をいただきました。

とっておきのつやつや感、でてるでしょうか?

先住のミケともわたしとも相性が特に良かったダイスケは、里親さんをお断りしてうちの子になってもらったのです。
黒猫の性格の美点ですが、その後にわが家に来た子たちとも、その穏やかさで仲良くやってくれています。

いつも美しかったミケは、2016年の元旦に虹の橋を渡りました。


キジトラのトビ

は、当時預かりボランティアをさせてもらった保護団体さんから譲り受けた子です。
わたしにはとってもイケニャンに見えるのですが、譲渡会でなかなかご縁が繋がらないまま大きくなってしまったそうで、うちに来たときには生後8ヶ月位と成猫に近い感じでした。この子は先住のミケとの相性は微妙でしたが、いつもいつも私の隣に執事のように控えて(時にはデレデレに甘えて)ある意味にゃんこ離れした騎士ナイトです。何かあったら戦って(?)くれそう笑

ほらね、イケニャンですよねっ!

にゃんこの預かりボランティアも、今後改めてやってみたいことのひとつです。空き部屋利用の方法としてもいい候補ですね。リフォームの方向性も猫さんファーストの一部屋があれば、良さそうです。

キジトラのこうた

は、コロナ禍での初めての秋、近所で子猫の鳴き声を聞き保護しました。その少し前に、にゃんずのトイレを洗って自宅の駐車場に干していたので、見れば猫を飼っていることがわかったと思います。
警戒心の強い子猫は生後3ヶ月ぐらいに見えました。ちゅーるのパッケージを見せると、美味しい物とわかっている反応。それなりに可愛がられていたようです。程なくおやつで陥落、保護できました。うちを狙って棄てられたのでしょうか。

食にたいする執念と、甘いマスクのギャップが魅力。

母は、小さい頃の私が拾ってきた子猫に、少し離れた場所の里親さんを見つけてくれました。そのお宅にひとりで行ったら子猫のことは知らないと言われ、後で母に叱られた経験があります。本当は子猫を棄てたのでしょう。こうたにもそれに近いような事情があったのでしょうか。
小さな女の子だったわたしも時を経て、たくましい筋肉太りのおばさんに成長。あのときの子猫が、改めて天から託されたように思いました。

猫のいるシェアハウス

前回のお話し(マネー編1)から、すこし後のことです。このときも空き部屋の賃貸しそのものが、まだ検討前段でした。
とあるシェアルームのプラットフォームにうちを登録することを考えていて、その際にゃんずの環境をどうするか、以下のようなことを悩んでいたのです。

  • 猫トイレは現状1F(賃貸し予定の空間)にある

  • にゃんずが家の中を移動できるエリアが狭まってしまう

  • 賃貸しを稼働したときに臭い・騒音が問題にならないか

  • アレルギー、動物嫌い・ネコ嫌いの人にどう対応するか

そこで、そのプラットフォームの担当者さんに打ち明けてみたところ、「猫が好きな利用者さんもいまは大勢いるので、むしろネコちゃんがいることをアピールポイントにしてみてはどうですか。」利用者から遠ざける考え方ではなく、猫が居ること、猫とふれあえることをうちならではの環境として考える、ということなのでしょう。

これは目からうろこであり、半分は賛成!
しかし譲れない部分もあるので、どうすりあわせたら良いでしょうか。ちょっと問題を整理してみました。

  1. 猫トイレは衛生上の問題で、やはり2Fに移動させ、にゃんずに慣れてもらう必要がある。

  2. 臭い・騒音・抜け毛の問題は、にゃんずの生活空間を2F以上に限定し、1Fの生活空間にはお邪魔しないようにすることで解決。

  3. にゃんずが2Fテラスでも遊べるように、テラスにフェンスを設置すれば、広い空間を確保できて外の空気にも触れさせられる。

  4. アレルギーがある、動物嫌い・ネコ嫌いの人は利用者対象にしない。

  5. 上記の裏返しで、猫が好きな人に向けて「猫がいる場所」であることを積極的に発信

  6. 2Fテラスを利用者に解放し、そこににゃんずが出てきたときにのみ、ふれあえる空間にする(対人ストレスに配慮)

今のところ、絵に描いた餅もたくさん混じっています。この中から実行可能な物を整えていけば、見通しが立ちそうです。
(追記:後日、この方針を元に改修工事を行っています。)


テラスのフェンスは、早速セルフリフォームを完了しています。リフォームの様子は残した写真が少ないけれど、こちらの記事にまとめてみました。

一番大変そうなのは、猫トイレの移動と、猫がいることを利点として発信する、という2点かな〜と思っています。

今回も、ここまで読んでいただきありがとうございます。暖かくなってきました。今日はにゃんずとひなたぼっこして昼寝します。

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