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エンパワー・ハブが動き出しました

不登校の親の方との1on1が始まりました

今面談させていただいている方たちは、ある程度お子さんは方向性が決まっていたりとか、艶のあるフリースクールに入ったりとか明るく過ごしている方が多い印象です。

けれども、皆さんが口を揃えて言うのはやはり孤独だったし、暗闇の中をずっと歩いているようだったということです。

この先どうなるか分からないし、いつまでこの生活が続くのかなあと落ち込むこともあり、家族全員が鬱のような症状だったと言われる方も見えました。

確かに、お子さんが小さければ仕事にいけなくなると言う経済的な心配もつきまといます。このまま引きこもりになってしまうのではと言う大きな不安が襲うことも考えられます。

そんな時に大切なのは、親同士の横のつながりであったりとか、子供が話せる他の大人の存在と言うことも言われていました。

実際に体験を受けてくれた小学1年生の男の子

とてもうれしそうにポケモンのメザスタと言う最近流行っているカードを見せてくれましたし、レックウザのスペシャルタグをとてもうれしそうに紹介をしてくれました。最後には、家の中にいる大きな大きなクマのぬいぐるみの名前を一緒につけて終りました。

最初はそんなのはつけたくないと言っていたのですが、私がクマハチという名前にしようと言うと、それは嫌だと言いながら、自分の思いついた名前をつけてくれました。

それだけでなく、今は他のスクールに通っているからといって、同じ不登校の親の会のFacebookグループで紹介をしてくださったり、自分のつながりのある方に私の書いたノートをご紹介してくださったり、本当に皆さんとても協力的で嬉しい限りです。

きっとこのまま続けていくと、参加希望者がすぐに見つかるのではないかなぁと思っております。

福祉関係の方から以前聞いた話


引きこもりの方が一生家の中にいたとすると、生活保護などで税金が約8千万円近く使われるそうです。反対に働くことができると約2千万円納税することができるそうです。その差は約1億円になります。

今は不登校の数が24万人。もちろん全員がひきこもりになる訳ではありませんが、母数が多ければそれだけ可能性は増していきます。何もしなければ、その数は今後も増えていくのではないでしょうか。

これは社会問題です。言うまでもなく、学校に行かない子が悪いのではなく、今の学校のシステムでは限界があるのではないかと思っています。

もちろん、各市町村にも、不登校適応指導教室と言う学校に行かない子のための施設がありますが、正直ガチガチの学校マインドのところも少なくないのではと思います。私の聞いた話によると、適応指導教室では、友達を作るなと言うとても悲しいルールがあるところもあるそうです。

何より適応指導教室という名前がほんとによくないなと思います。学校に行かないことが適応できていないそしてそれを指導すると言うネーミングが本当にナンセンスだなぁと感じます。

最近は、校内フリースクールを作っているところも増えてきましたが、学校と言う建物に近づきたくない子にとって、それは大きな壁になるのではないでしょうか。

全てが悪いと言っているのではなく、多様性を叫ぶのであれば、多様な学校の形学びの形が保障されるべきだなぁと感じております。

オンラインフリースクール エンパワー・ハブを立ち上げました


我が子が学校に行けなくて困っているそうだ。保護者の方やお子さん本人とzoomでお話をさせてもらっています。

話したい!という方はこちらのGoogleフォームにご記入をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1yGJ-dcxBsnRNuXfkIZVWcGN3j2vPU2ygQkXLRrYa1Qg/edit


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