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「スポーツは男子がするもの」という考え方は、もう古すぎる。

こんにちは!
突然ですが、10月11日は何の日だったかご存知でしょうか?
正解は「国際ガールズ・デー」
女子が直面している課題、思いを国際社会に呼びかける日だそうです。

わたしがこれを知ったのは、毎日ご愛用の「Nike Run Club」(以降NRC)の記事。
昨日ちょうどランニングするためにアプリを起動させたときに、
国際ガールズ・デーに関する記事が目に飛び込んできました。

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具体的にどんな内容なのか、
Nikeならではの「女子とスポーツ」の話題にも触れながら書いていきたいと思います。


1. 国際ガールズ・デーとは

https://www.plan-international.jp/girl/girlsday/
国際ガールズ・デーとは、「女子の権利」「女子のエンパワーメント」を促進するために国連によって定められた日のようです。

日本のような先進国ではもうあまり感じられないことかもしれませんが、
発展途上国では女子は多くの面でまだまだ生きづらさを感じています。

早期の結婚、それによって生じる教育格差や就労の不自由、
大人になっても自分で自由に何かを選択できない人の割合は、圧倒的に女子のほうが多いのが現実。

そんな社会の中で声をあげようと、プラン・インターナショナルという団体は様々な活動を行っているようです。


2. スポーツは男子がするものなのか?


そんな社会的性差がまだまだ残るこの社会ですが、
具体的にどんな性差があるのでしょうか?

先日わたしがNRCで見つけた記事の中で、このような内容のものがありました。

「東京は、女の子が15歳までにスポーツをやめてしまう割合が世界中で最も高い都市の一つであり、その数は男の子に比べて2倍以上といわれています。」

先進国と言われる日本の中でも一番の大都市である東京で、
このような状況があることには正直驚きました。

もちろん、スポーツをしていない女の子の中には、
自らの意思で進んでスポーツの道を選ばなかった人もいるでしょう。

ですが、その一方でこう言われてきた人もいるはずです。
「女の子なんだから怪我したら危ないでしょう。」
「男子よりも体力ないんだから、スポーツなんてやめておきなさい。」
「スポーツより音楽や芸事のほうが女の子らしくていい。」

実際、わたしも母親に幾度となく言われてきたことです。
ですが、上記の内容は正しいのでしょうか?
  
もちろん、筋肉が男子より女子はつきにくい、といったような
生物的性差による不利な点は存在するでしょう。
ですが、女子には女子なりのスポーツの楽しみ方があるはずですし、
怪我をして危ないのは男子も同じことです。

ましてや、スポーツが「女の子らしくない」というのは根も葉もないこと

そういえば、わたしの母はよく「日焼けしたら可愛くないからスポーツなんてダメ。」
などと言っていましたが、
これはどう考えても「肌の色が白い=女の子らしい」という固定概念にすぎません。

スポーツは万人のもの、
なのに社会に深く根付いてしまった社会的性差、固定概念のせいで
女の子がスポーツを楽しむ機会を減らしているのです。


3. 国際ガールズ・デーへのNikeの取り組み

Nikeはこのような社会に対して様々な取り組みをしているようです。
『プレー・アカデミー with 大坂なおみ』
Nikeと大坂なおみ、そしてローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が立ち上げたプログラムで、
遊びとスポーツを通じて女の子の人生観を変えようと動いています。
  
大坂なおみ自身も、多くの差別的視線に苦しんできた人の一人。
だからこそ、こうした活動には積極的になれるのでしょう。

世界中の女の子が自分の潜在的能力に気付き、
社会的性差の壁を打ち破って活躍できる社会を目指して
積極的に活動していってほしいとわたしも思っています。


今回の記事が、社会的性差について
身近なところで感じられる話題になれば幸いです。
  
わたし自身も、「女子だから」という理由で様々なことで制限を受けてきたので、
考えさせられることがたくさんあります。
みなさんも、小さなことからジェンダーについて考えてみたら
意外にも多くの差別が存在していることに気が付くかもしれません。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!

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