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50代ですが只今不動産独立開業準備中 (16.井上尚弥選手の太ももって。)

「井上尚弥選手の太ももって
 トランクスで分かりづらいんですが
 実はめちゃくちゃ太いんですよ。😀
 だから、足の踏み込みの力が
 あのパワーの秘訣なんです❗️」

前職では店舗に結構な数の建売業者さんや
転売業者さんが、毎日飛び込みで営業に来られ、
多い時は1日に20社位来られる日も有った。😯

基本的に殆ど私が対応していたが、
数が多すぎて一度ご挨拶した位では
申し訳ないが覚えきれない。🙇

そこで有るときから、名刺交換をした際に
次のような質問をすることにした。

「ところで御社の得意なのはどのような事案ですか?
 もしくはあなたにお声がけするメリットって
 何ですか?
 はたまた
 何か面白いプロフィールとかお持ちですか?😙」

少しでも印象に残し、
折角来てくれたのだから、
何らかのビジネスチャンスを模索するためだ。😀

強み系だと、

「顔の良い土地なら金額伸ばせます。」😙
とか
「崖の造成なら任せて下さい。」😙
とか
「事件ものでも買いますよ。」😙
とか、
具体的にアピールされるケースも中には有ったが、

残念ながら大体の方は、

名刺一枚持参のみで、

「何でもできます。やります。がんばります。」😀

と返してくるのみであった。

この、

「何でもできます。」

という回答は、正直何も印象に残らない。

すでにこちらには既存の数十社の取引先がいる訳で、
その間隙を衝いて新規参入しようと
突撃して来られる以上は、
何かしらの強みや印象づけの工夫と
準備は、して来るべきではないか。👺

営業マン個人のプロフィールをA4
1枚とか2枚に纏めたものを持参される方もいる。👍️
写真入りで、
趣味や特技、出身地ネタ等を盛り込み
印象付けに工夫を凝らされており、
会話の取っ掛かりになることも少なくない。👍️

そんな中で、
ある日突撃訪問してこられた20代半ばの
男性営業マン。パッと見大人しそうな印象だ。😯

名刺交換後、
私がいつものように、
いつもの質問を投げ掛けたところ、

こちらの彼、ちょっと考えた後、
申し訳なさそうな小声で、

「僕、学生の時
 ボクシングやってたんですけど、
 前回の◯◯オリンピック。
 日本代表で出たんです。。。。
 こんなんじゃやはりだめですかね。。。。🥺🥺🥺」

「えっ❗️」

野球で甲子園に出ました。⚾️
とか、
中学の時、サッカーの◯◯選手と同じチームでした。⚽️

という方はいたが、個人競技でオリンピック
というのは珍しい。🙌

その場でyoutubeで検索すると、
確かに目の前の彼らしき人がリングで戦っている。🥊

個人的に興味をそそられた私は、
仕事とは全く関係ない質問を矢継ぎ早に繰り出した。🥊🥊

「武尊と天心、どっちが勝ちますかね?」🥊

「正直、武尊選手の攻撃は天心選手には当たらない
 ような気がしますね。スピードがたぶん全然違います。🤗」

おおっ❗️

続いて

「井上尚弥選手のパンチって何であんなに効くんですか?
 ボディとか打った後、少し時間差で、相手の選手
『うっ』てなってうずくまるじゃないですか❔」

「そうですね。階級が違うんで直接やった事は
 無いんですけど目の前でスパーリング
 見たことが有って。。。。。。」

に続いて出てきたのが冒頭の一言であった。😀

おお、❗️
これは貴重な情報だ❗️
何か得した気がするぞ❗️

この後も、
そっち系の会話を幾つか交わした私は、
借りは返さねばと、
次の案件を彼にも送らせて頂いた。😀

結果は、他社さんの方が売主様にメリットの有る
申込み内容であった為、残念ながら彼との契約には
至らなかった。

しかし、このやり取りを振り返り、
改めて気づかされたのが、
デジタル化が著しい不動産業界だが、
やはりまだまだアナログな付き合いも大事だ。
ということだ。🤔

差別化が難しいなら、
とにかく何でもよいから印象に残る事に
全力を注ぐべきだ、とも。😀

それにしても井上尚弥選手、
ホント強いですね❗️
どこまでも登り詰めてほしいと
これからも応援して参ります🙌🙌🙌🙌


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