#21: 子供だけじゃなく親も一緒に成長しよう
私には子どもが 4人います。
結婚して 第一子が生まれた時には、
「保育士さんだからちゃんと子育てできるんだよね」とか
子どもが1・2歳の時も、
「いいね~、保育士さんの子どもは遊んでもらって」
「優しくのびのびとしてていいね~」
など、なぜか褒められたり、
「素敵ですね」
と言われたりすることがありました。
しかしながら、実際の育児をしている当人は
ほんとにそんなことはなくてですね…
ひどいもので、一人目が生まれて1年ぐらいは、
ほぼ何もしてなかったんじゃないか思うくらいです。
たまにお風呂を手伝ってはいましたが、
ほぼほぼ、嫁さんに任せっきりになっていました。
全く父親らしいことをしていなかったわけです。
ほんとにダメ夫でしたね。
掃除はちょっとしていましたが、洗濯物はちょっと怪しい。
それが子どもが2人となり、3人目となってくると、
徐々に大変だと感じることも増えてきて、
4人目となってからは
だいぶ家事のことをやるようになってきました。
今の生活スタイルを振り返ると自分でも驚きです。
現在の朝のルーティーン。
朝5時過ぎには起きて犬の散歩。Twitter、音声配信(スタンドエフエム)の配信。洗濯物を干す。出勤前には畑へ行って野菜の世話。
帰ってきてからは洗濯物を取り込んで、お風呂を洗い、時間の早い時には料理。皿洗いは毎日基本的に行う。
昔と比べるとだいぶ変わったなと。
それが父親らしいかというと、難しい部分ではありますが。
なにが言いたいかというと、
親も子どもと同じように成長しているのです!
子どもはもちろん体も心も成長していきます。
1歳、2歳、3歳、4歳と成長していきます。
では、親は?
父親として1歳、2歳と成長していますか?
本来なら成長していかないといけないですよね。
お父さんお母さんとなり、
親1年目、2年目のうちは、親の自覚がなかったと甘えることもあるでしょう。
しかし、5年10年経った時、
子どもは10歳、小学4年生まで成長しているのに、
親がいつまでも赤ちゃんのままでは困るという事です。
子どもと一緒にどこかに出かけて一緒に楽しい時間を共有したり、
家事のことも嫁さんとバランスを考えて自分がやれることをやったり。
ちょっと耳が痛いという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そうやってみんな子どもと一緒に親になっていくのだと思います。
一人目の子どもの育児を何もしていなかった私が言うのもアレですが。
1番下の子がもう小学4年生になっちゃいましたが、
休みの前日には「パパ明日お休み?」と聞いてくるんですよね。
「休みだよ」と伝えると「やったー」って喜んでくれるんです。
その笑顔を見たら疲れなんてどこへやら。
「あぁ、親でよかった~」
「生まれてきてくれてありがとう」って、なるんですよね。
まさに幸せなひととき。
なかなか、そんなことを言ってくれる子はいないかもしれないし、
親と子の関係って本当に特別なものだという感じがします。
少しでも参考にしていただければうれしいです。
エピソード by やなさん
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