カウンセラーだって病院に行く
こんにちは、心理カウンセラーの永畑です。
今日は、カウンセラーだって
医者にかかる、というお話です。
「心療内科」に行ってきました。
心療内科といえば、
心身に不調が出ているが、
身体的機能の病気ではなく
心の状態が身体症状としてでているとき
に受診する病院です。
要は、心の不調。
精神科とどう違うの
と聞かれますが、
身体症状が出ている場合は、
心療内科かなと思います。
私は今回、自律神経が乱れていると感じ
受診しました。
(というのは表向きの理由であり
本当は、心療内科のお医者さんと
自律神経失調症についてのお話をして
理解を深めたかった)
自律神経の乱れの原因はわかっています。
働きすぎ。
睡眠不足からくる、生活習慣の乱れが
原因です。
でも、原因と症状を把握できたからといって
そして、そのカラクリを知っているからといって
カウンセラーは、診断と処方ができる
わけではありません。
医者の仕事は、診断と処方。
カウンセラーの仕事は、話を聞き
心の変容を促すお仕事。
できることが違います。
ちなみに、精神科などの診療は
5分診療と言って
点数の関係からお話を聞くのは
5分以内だと聞いたことがあります。
ただ、その短い時間で
専門的な知識と見極める力で
診断ができるのは、
脳みそが違うなあ、
経験が違うなあと感じます。
今回の先生は
DSM−5からの診断基準を
重視しない先生でした。
その分、生理学
そして構造分析の手法で
お話をしてくださいました。
私の心理傾向を見抜いて
選ばれたお話はとても納得のいくもので
診断ということがどう言ったことか
そして、心の持ちようとして
今必要なことが何かということについて
30分ほどお話ししました。
お医者さんは、診断をするもの
そして必要であれば投薬処方するもの
という思いを覆すものでした。
依存的に盲信することを防ぐ
そして転移を防ぐためだろうと
感じましたが、誠実であると感じました。
診断名も、処方も頂こうと思っていない
ということを伝え
心のあり方だけいただいて帰りました。
30分2000円
良心的だと思います。
そして、話をきいてもらえるということが
いかに人に「感覚や感情」を取り戻すか
ということを実感したので、
またカウンセラーとして
誇りを持ってやっていこうと思えました。
明日からまた、話を聴く側にまわり
そして研究をしていこうと思います。
心と体を健やかに整える、ユキラボ
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