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お寺の朝はゴールデンタイム - temple morning PJ キックオフミーティング報告

こんにちは。仏ラボ事務局の遠藤卓也です。去る 12/13(木) に『temple morning』の実施寺院と実施検討寺院が集い、キックオフミーティングをおこないました。

『temple morning』は「お寺で朝掃除会をしましょう」という単純明快な活動ですが、「はじめたいが、どうすればいいかわからない」「はじめてみたが、人が集まらない」といった声があったので、まずはみんなで集まって「どうすれば広がるか?」を考えてみようというのが、この日の主旨でした。

お寺さんだけではなく、東京・神谷町の『temple morning』の常連さんも集い、僧俗混じって数時間にわたるお掃除の話し。様々な意見が交わされ、方向性がみえてきました。

temple morningをやってみての気付き

temple morningをいち早く始めていた山梨県・法源寺の副住職 横山瑞法さんは、初回の参加者が0名であったと振り返ります。第1回目はさすがに来ないか...と肩を落としましたが、せっかくだから一人でも『temple morning』をやってみよう!と、境内をしっかりと掃き、自分のためにお茶を淹れて応接間でひとやすみ。お茶を飲みながら部屋を見渡すと、普段とは違った"第三者視点"でお寺の日常を見つめている自分に気づいたそうです。

子供の頃から、生活の場であり、当たり前の風景だった法源寺の境内や伽藍。客観的な視点で見つめてみると、もしや「お寺で過ごす朝」って、お寺に住んでいない人にとっては、なにか特別な価値が感じられるものなのかも?と気づいたそう。確かに、広い境内を一人で掃き放題。作業に専念した後の心地よい疲労感を伴いながら、凛とした空気の流れるお寺で一人お茶を啜る...なかなか得難い贅沢な体験です。そこで横山さんはひらめきます。

お寺の朝は「ゴールデンタイム」だ!

お寺の朝はゴールデンタイム

TV業界では、学校や仕事を終えて帰宅した人たちがリラックスしてTVを見る時間を「ゴールデンタイム」と呼びますが、お寺業界の「ゴールデンタイム」は朝。思えば『temple morning』という名称も、訳してみたら「お寺の朝」です。

『temple morning』という活動は、掃除だけに閉じない「お寺の朝活」のことで、とにかく「お寺の朝のよさ」を発信して「お寺の朝っていいね!Like!」という人を一人でも増やす活動にしていこう。そのような方針が定まりました。

お寺のゴールデンタイムをみんなでシェアする試み。それが『temple morning』です!

#templemorning でお寺の朝を発信!

早速、キックオフミーティングの翌日から『temple morning』賛同寺院の皆さんが「うちの寺の朝」を、 #templemorning で、投稿し始めました!朝掃除会を開いていない日でも、開いていない寺院でも、このハッシュタグを使って「お寺の朝のすばらしさ」をお届けしていきます。

埼玉県秩父にて2つのお寺を兼務なさっている、曹洞宗の荒谷 哲巨さんは「ほとんど人がこないほうのお寺」を、誰も来なくてもずっと一人で掃除し続けていると話していました。どんな場所でも、誰かがお掃除をしています。荒谷さんの「日常の掃除」も、#templemorning で発信していただきたいと思います。

もちろん「お寺の朝活」としての集い『temple morning』の各寺院での開催日程も告知されていくでしょう。『temple morning』で「お寺の朝」を味わってみたい方は #templemorning をチェックしてみてください!

そして、お寺の朝っていいね!と感じたら、僧俗問わず遠慮なく #templemorning ハッシュタグで発信しましょう。

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