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【WGの6つのオフ・ザ・ボールアクション】〜WGに求められるスキル〜

”WG(ウィンガー)とは今も昔も、そしてこれからもずっと我々サッカーファンを魅了する存在である“

観客を魅了するドリブル。試合を決定付けるクロスやドリブルからのシュート。WGはサッカーの花形ポジションだ。

フィーゴ,ロナウジーニョ,ロッペン,生きる伝説メッシやCR7もかつてはWGでその快速、ドリブル力で今よりももっと相手を切り裂いていた。新時代のWGといえばヴィニシウスやサカ.アンス・ファティ.フォーデンなどWGの才能が留まることはない。

ボールを持った時に華々しいプレーを披露する世界屈指のWGたち。しかしそれはもう過去の話。目まぐるしく進化する現代サッカーにおいて、WGのポジションも変化を強いられ進化している。

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かつてはボールを持つことでその輝きを最大限に発揮していたWGは、ボールを持っていない.オフザボールのアクションでも相手の脅威となり、試合を決定付けるプレーが求められるようになってきている。

そこで今回はWGのオフザボールのアクションに着目した話をしようと思う。題して『WGのゴールへの動き出し』というテーマで話をしていこうと思う。

WGに限らず、SHやWBと言ったサイドアタッカー全体にも通づる話なのでお楽しみに。この話を聞いた時サッカーの楽しさは倍増するはずです。そしてサッカーの現場で指導する指導者やサッカー選手には自分の成長の大きなヒントになるので必見です。

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1. 幅をとって待っている

WGの主戦場となるワイドの高い位置。そこに立って待っているだけでも相手の脅威となる。

ボールがたとて来なくてもワイドに立っていることで相手のSBを引きつけて、中央のハーフレーンにスペースを開ける。またDFライン全体をピン留めし、中央より後ろの選手に時間とスペースを渡してあげる効果も発揮する。

ワイドで待ち、DFラインから縦パスを受けた時に相手の対峙するマークを背負ってキープするスキルも、後方からビルドアップを試みるチームには欠かせない要素にもなっている。マンチェスター・シティのグリーリッシュやマフレズ。アーセナルのサカの得意技。

そしてワイドをとるWGに気を取られて、周りの選手たちが中央のエリアを強調してプレーできれば、相手は当然中央を締め直してくるはずだ。そうなれば今度はワイドがあき、WGの選手が持っている突破力がさらに輝きを増していくはずだ。

2. 内側に入っていく

当然ワイドだけでなく、インサイドに入ってプレーすることができれば相手にとってさらに脅威となる。

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