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もっと海士の食材を生かした商品を!海と山の幸が溢れるまちの、伝統の味とは。 ー 島根県隠岐郡海士町のまち自慢

観光事業部で海士町拠点(島根県隠岐郡海士町)にあるTADAYOI海士グランピングでスタッフをしています、米澤です。

お土産屋さん、商店、町内のイベントがあれば必ずと言っていいほど出店もしている海士物産
そんな海士町で親しまれている商品を作っている会社「海士物産海士支店」を取材しました。

今回お話を伺ったのはこの方達。井出さん空本さん

お二人は合同会社FUngoのメンバー。FUngoが海士物産の事業を業務委託を受け、運営しています。

左:井出さん 右:空本さん


田舎の味を都会に

隠岐の家庭で親しまれてきた、豊かな海の幸や山の幸を使った伝統の味を「食卓に届けたい」という思いから、海士物産は創業しました。
海士物産の定番商品の一つである「小醤油味噌」。小醤油味噌とは「隠岐諸島・海士町の各家庭で作られていた味噌」。醤油蔵がなかった島内で、醤油替わりに作られた伝統調味料のことです。家庭でも親しまれているだけでなく、お土産としても人気の商品となっています。
そんな海士物産の定番商品の一つでもある小醤油みそについて詳しく聞いてみました。


海士町の食材を使った商品開発。「KIYA(きや)」の立ち上げ

「海士物産」という名前なのだから、もっと海士の食材を生かした商品を作りたいという思いから、2021年に「KIYA(きや)」というブランドを立ち上げました。
KIYAという名前は海士物産の原点で創業当初から今も使われている、海士町にある家の屋号「木屋(きや)」からきているそう。

KIYAの小醤油みそはほとんどの素材が海士町産。元々商品としてはありましたが、塩を海士乃塩、水飴を粗糖に変更し、よりこだわった商品になりました。

また、KIYAの小醤油みそは糀から完全手作りで製造をしているそうです。1973年の創業当初から販売し続けている味を守り続けています。

KIYAという新しいブランドを立ち上げても、創業当初から味のベースを変えないことで、様々な人から親しまれる商品になっているのだと感じます。


KIYAのおすすめ商品

そんなKIYAの商品で私がおすすめなのは「島の海鮮生八味」。
生八味は海士町産のサザエ、いか、しいたけ、こじょうゆ味噌などが含まれた贅沢なおつまみです。

ちなみに私はクリームチーズにのせたり、白米と一緒に食べたりしました!具も大きく食べ応えがあり、海鮮のうまみと辛さが相まって、満足感溢れるおつまみでした。

今回FUngoのお二方への取材を通し、KIYAという新しいブランドを立ち上げ、進化をしつつも、海士物産の創業当初からある思い、伝統を”繋いでいく”という思いを感じた取材でした。ぜひ皆さんも海士物産の商品をチェックしてみてはいかがでしょうか?


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