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vol.1 ロストフの14秒、知ってますか?

こんにちは!サッカームーブメントデザイナーの清水智充(ともち)です!

記念すべき、第1号となります!

今日は私の心をサッカームーブメントデザイナーへ向かわせるきっかけとなった出来事『ロストフの14秒』について、そして、そこから何を感じ考えたのかをお話しします。

スポーツ好きな方、サッカーファン、関係者の方なら、おそらくご存知であるでしょう。そのままのタイトルで書籍にもなってますね。

日本サッカーにとって忘れられない14秒

2018サッカーロシアワールドカップ ラウンド16

7月3日、ロストフアリーナ、日本vsベルギー後半アディショナルタイムの出来事です。

2ー2で迎えた後半アディショナルタイム、誰もが延長戦突入を考えた時間、日本のコーナーキックをキャッチしたベルギーGKクルトワが素早く前にフィード、これをデブルイネがドリブルで持ち込み右のムニエへ、ムニエがエリア手前から入れた低いクロスをルカクがスルー、ファーサイドでシャドリが左脚で合わせた。ベルギー逆転、日本ベスト8進出かなわず…。

リビングでテレビ観戦していた私は、しばらく目の前の現実を受け入れられずにいました。その後の大会期間中も、日本が勝っていたら…、何度も考えました。

そして、フランスの優勝でロシアワールドカップは幕を閉じました。

大会後の特番を観ていると、ベストゴール集にあのベルギーのアディショナルタイムのゴールが選ばれていました。

改めて観たあのシーンの感想です。

最高のカウンターアタック!

カウンターアタックのお手本!

では、なぜ後半終了間際にあんなプレーができるのか?

体力があるから、筋力があるから、

もちろんそうかもしれませんが、でも、うーん…

これはわたしなりの答えです。

それは、効率的な動き。

つまり、過剰に筋力に頼らない動き。

これこそが私の求めるムーブメント!

そんな動きを試合を通して続けていられるから、後半アディショナルタイムでも、体力的に余裕があり、冷静な状況判断から、美しいフォームでのスプリント、ドリブル、クロス、ゴール前でのスルー、ダイレクトシュートからゴール。流れるような美しいカウンターアタックを仕掛けることができた。

そのように考えます。

そこで私は、自分が指導している選手、チームが、そんなムーブメントを体現できるようになってもらいたい、と強く思いました。指導するチームの監督さんも、『走力』というワードをチームのスローガンに掲げていたこともあり、ジャストタイミングでした。

ここから私の『サッカームーブメントデザイナー』としての歩みが始まりました。

サッカー、勝つためには、点を取らなければならない。そのためには、

いかに速く、人を、ボールを、相手ゴールへ運べるか!

だと思います。

ただひたすら、走り込んでいませんか、体幹を固めるトレーニングばかりしてしてませんか?

                                続く






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